通勤電車で読んでる本45
コムバンワ。
放射能怖いっすねぇ。
と言ってもおれは日に日に憔悴していく枝野官房長官の顔の方がホラー映画見てるみたいで怖いけどね。
「どうなるんだろう?」「どうしよう?」「大丈夫かなぁ?」と電話してきた友人におれは、「なるようにしかならん」としか言わなかったが、それはおれの本心。ひょっとして不安で慰めて欲しかったのかな?イイおっさんなんだけど。
そんな今日この頃、如何お過ごしですか?
電車の方もやっとこさっとこ混乱が収まりつつあるようで、なんとか本を読める位にはなってきた。
という訳で、震災後初の電車本はコチラ。
「ルームメイト」今邑 彩
私は彼女の事を何も知らなかったのか…?大学へ通うために上京してきた春海は、京都からきた麗子と出逢う。お互いを干渉しない約束で始めた共同生活は快適だったが、麗子はやがて失踪、跡を追ううち、彼女の二重、三重生活を知る。彼女は名前、化粧、嗜好までも替えていた。茫然とする春海の前に既に死体となったルームメイトが…。
文庫本の帯に、「ミステリー好きはぜひ! ミエミエな展開だなあと思っていたら、 意外な方向に話は進んで、いやあ まんまと騙されました。」と書いてあって、この作家さんも全然知らなかったんだけど、面白そうだから読んでみた。
ミエミエな展開からの意外な方向、とあるが、その意外な方向もミエミエなのよねぇ。結論から言うとあんまり面白くなかった。そんな本紹介するなとか言われそうだけど、通勤電車で読んじゃったものは仕方ない。
やっぱミステリーとかで多重人格とかやっちゃダメだよな。なんでもアリになっちゃう。あ、ネタバレ?
最後に「この先は後味が非常に悪いので、ここで読み終えて頂いても結構です」と書かれた後でエピローグがあるんだけど、その内容も「べつにぃ」って感じ。ここにもっと衝撃があったら良かったかもね。
放射能も最後に衝撃が来るかもよ。
実際は衝撃続きだからもうイイけど。
てな感じで、寝る。グゥ。
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