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2011年7月31日 (日)

通勤電車で読んでる本50

コムニチハ。
読み終わった本が沢山あって紹介が追いついてないんだが。
印象に残ったやつだけでも少しずつ紹介していこうと思う。/p>

20110731_01_2 「八日目の蝉」角田光代

逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そしてその後のふたりに光はきざすのか。
心ゆさぶるラストまで息もつがせぬ傑作長編。
第二回中央公論文芸賞受賞作。

もともとは2005年11月から翌年7月まで「読売新聞」の夕刊に連載されていたらしい。
そして2010年にNHKでドラマ化もされていたらしい。
そして今年の年4月には永作博美、井上真央出演で映画化されたらしい。

第1章は不倫相手の乳幼児を誘拐して、3年半も逃亡生活を続けた女の話。そして第2章は、成長したその子の視点で、母親の愛、本当の自分を探す様が、誘拐事件のあらましとともに語られている。

感動したという感想を目にする事が多いが、おれはどうもいまひとつだったなぁ。
「愛する人の子供を誘拐して育てる女」、そして「誘拐犯だとしらずに母と慕う子供」。世間から逃げながらも、本当の親子のように暮らす二人には確かに幸せな時間が流れていたが、事件発覚後、本当の親元へ返された子供は事実を知って苦悩しながら生きていく。

この子供は、母親になりたかった願望をかなえる為に、女に利用されたお陰で、本当の親子愛ってのがようわからなくなってしまったわけだ。そもそも自分の本当の子供じゃないのに、愛する人の子供だからって誘拐までして育てるって。それによって愛する人は子供失って悲しんでるのに?

この話のどこに感動したらイイのかわからなかったなぁ。
読みが浅いのだろうか。

若干「悪人」と同じ匂いを感じたが、おれは「悪人」の方がずっと好きかな。
たぶんここの好みは男女ではっきり分かれるんだと思う。

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