前園将軍閣下の下ネタ全開トークが続く中、おれは翌朝の釣りに備えて一眠りする事に。
目が覚めると、神戸水面会の電気屋さんにたけにゃんも来ていて久しぶりの再会。

はやまさんとおざっきぃさんが大会の受付を始めていたので早速エントリー。
参加賞でオレンジフィールドのルヮー1個貰えてしまうという相変わらずの大盤振る舞い。
エントリーして早速ボートを下ろしていると、2tone福ちゃんもやってきた。前夜祭から来るって言ってなかったっけ?
ま、おれは寝てたけどな。

開会式ー(゚∀゚)
オレンジカップはいつもいつも雨なんだけど、今日は夜明け前にちょっと降っただけでもう止んじゃった。めずらしくイイ天気のオレンジカップになりそうだ。

そして出船
昨日西の湖事情にも詳しいロッキーさんに鉄板ポイントを教えて貰ったので、おいしそうな葦には目もくれず一気に向かう。が湖の形もよくわかってないので迷子になりそう。こんな時スマホのGPS機能付きマップは便利だな。
鉄板ポイントはまだ誰も入っていない模様。ここは関東からの刺客として1本釣り上げてウェイインしたいところだ。
昨日釣れたニンナにげんを担いで、DOPをキャストしているとショボイけどバイトが。これはいけるかも。
相方には反応無し。しかも一晩中下ネタトークかましてたのでかなり眠そう。
「5分寝る」と言って寝始めた。
おれは昨日釣れたブレードにげんを担いでチェストのジェリーミノーをキャスト。
葦際からクイックイックイッとしつこくアクションさせてくると、葦の手前2メートル位のところで横から消しこむようなバイト!今度はのった!
「琵琶湖のバスはよく引くなぁ」とか思いながら寄せてくると魚体が見えた。
「これは42か43か44か45か46はある!」
相方も目を覚ます。
「関東からの参加者としてナイスサイズウェイインしてやるぜ!」
と思いつつネットに手を伸ばしたらばれた。( ̄□ ̄;)!!
かなりショック・・・。(´・ω・`)
その後はまた反応が無い時間が続く。
「あたしが寝たらでるんじゃね?」と言って相方また寝る。
小さい水路にさしかかって、なんだか水も汚い。鉄板ポイントももう終わりかと思いつつルヮーを引いていると、ボート際でとてつもなくデカい水柱が!
「おお!なんだコレは!雷魚か?」
とか思ってよく見たら相方が水の中で浮いてた。( ゜д゜)ポカーン
ボートの舳先に座って寝ていたところ、寝ぼけて側転して落ちたらしい。
なにやっとんねん。
ついさっきまでそこに座って寝てた人間がいきなり水に浮いてるとなかなかびびるもんだが、相方にはちゃんとライフジャケット、しかも膨らむやつじゃなくてそれ自体が浮く奴を着せていたので、おれもさして焦る事も無く。
こういう時一番怖いのは、落ちた本人が焦りまくってボートのへりにでもしがみついてボートが転覆する事。そんな事になったらこのおれまで濡れてしまう。
じゃなくって、移動手段、連絡手段、全てが失われて完全に孤立してしまう。
幸い相方は自分の状況が理解できない風ではあるが、落ち着いていた。ボートのへりに触らず舳先から再乗艇しろと指示を出す。
ここで愛する人を救う為に再乗艇に手を貸してやりたいのは山々だが、そんな事したらこのおれまで濡れてしまう。
じゃなくって、二人とも舳先で動いていたら、ボートのバランスが悪くなって転覆の恐れが出てくる。なので相方には自力で上がれと指示を出す。
どうにも上がれないようなら、水に漬けたまま浅いところまで引きずって行った方がよっぽど安全だろう。

幸いそれほど深い場所でもなかったので、水はたぶん一番汚かったと思うけど、自力で再乗艇に成功。
あれだけ激しく落ちたのになぜかメガネは微動だにしていない。顔から生えてんだろうか?

マジで濡れネズミ。
人命救助を優先しろとか叩かれそうなので、相方が水の中で浮いている写真は自粛。
今回は季節が夏だった。止水域だった。って事がかなり幸いしていると思うが、ライフジャケットの大切さを身をもってを感じる事になった。落ちた本人の安全はもちろん、同船者に落ち着きを与える為にも、ライフジャケットは必要だ。そして出来れば今回相方が身に付けていたような、膨らんだり膨らませたりするタイプじゃなくて、それ自体が浮力を持っている物が望ましいだろう。実際のところは、かさ張ったり動きが制限されたり、今時期は暑かったりで敬遠されがちだけどね。
ただ相方にはそれ以前に寝ぼけて落ちるドン臭さをなんとかしろと言いたいが…。
とんだハプニングで、着替える必要もあるので一旦入水ポイントへ戻る事に。大会参加のみんなは黙々と釣りしてる。そんな中ずぶ濡れの姿を晒したくないだろうという女心を察して、普段ならみんなに声かけながら移動するところを、みんなの後ろをひっそりと進んで行くのであった。
つづく。
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