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2011年9月13日 (火)

通勤電車で読んでる本53

コムバンワ。
まさかの本紹介2連荘です。
釣りばっかしてないでたまには本でも読め!

20110913_01_2 「風の中のマリア」百田 尚樹

命はわずか三十日。ここはオオスズメバチの帝国だ。晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。著者の新たな代表作。

「永遠の0」、「ボックス!」の著者、百田尚樹の作品と言ったら読まない訳にはいかない。
この話はスズメバチの視点で書かれている。でもスズメバチを擬人化している訳ではなく、あくまでもスズメバチとして書いている。だからスズメバチの習性が良く分かる。

なぜスズメバチは戦い続けるのか?なんでみんなメスなんだろう?メスなのになんで卵産むのは女王バチだけなんだろう?オスはどっから来てどこへ行ってしまうか?そんな疑問に決して解説的にならずに答えつつ、ハンターとして生きるマリアの一生を綴っていく。

全ては帝国(巣)の繁栄の為にある、スズメバチの一生。カマキリか何かのセリフで、スズメバチの帝国はそれ自体が一つの生き物だとか言っていた。スズメバチ単体が生きているのではなく、巣自体が一つの生き物。マリアは戦い続ける事に疑問を抱きつつも、帝国の為に散っていく。
どんな生き物にも子孫繁栄の為のドラマがあるが、スズメバチのそれを理解させた上で読ませるラストは感動的だった。

今まで読んだ百田尚樹の本は、みんなジャンルも舞台も違う。それで本当にハズレが無い。この人の引き出しはどうなってんだろうか。

「風の中のマリア」も「永遠の0」も「ボックス!」も、どの話もかなりオススメなので、釣りばっかしてないでたまには本でも読め!

寝る。グゥ。

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コメント

あ、これ面白そう。

読んでみよう。

TAKAさん>
コムバンワ。
今度ノビテに行く時に預けておくから買わなくてイイよ。

あ、ホント♪

やりぃ~!

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