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2011年10月 8日 (土)

通勤電車で読んでる本55

コムバンワ。
読書の秋ですなぁ。スポーツの秋とも言うし、食欲の秋とも言うし、秋の荒食いとも言うし。要は太古の昔から生物が一番活動しやすいのが秋という事だろうか。
如何お過ごしですか?

20111008_01「サクリファイス」近藤 史恵

ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと―。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた!大藪春彦賞受賞作。

ちょっと前から釣り仲間の間でも自転車に乗る奴が増えた。といってもそこは偏屈な連中なので、ピストとか乗ってたけど。

この話は自転車ロードレースの話。最近じゃ自転車ブームもあって、「ツールドフランス」なんて言葉も、それが自転車ロードレースの事だって位は誰でも知ってるだろう。
そう言えばこの前釣りに言ったときに、「ツールド千葉」って看板が立ってたっけ。
でも実際に自転車のロードレースのルールとか仕組み知ってる人って言ったら、やっぱり自転車乗りに限られるだろう。そんなおれもロードレースの事なんてコレっぽっちも知らない。

でもこの本はロードレースの事を知らない人の為の説明が、説明っぽくなく書かれていて、自然に入ってくる。だからちょっとだけロードレースの事も分かった。

集団の中で先頭を走るのは空気抵抗が有って疲れるから、他のチームの人も含めて交代で先頭を走る、先頭交代というシステム。無線を使って、レースの状況を把握し、監督の指示を聞いて走る選手たち。チームのエースを勝たせる為に犠牲となり、アシストとして走るその他の選手たち。そして犠牲を払いながら勝利に向かうエース。
ロードレースって個人競技かと思ったら違うんだね。
この「犠牲(サクリファイス)」が本の題名になっている訳だ。

帯には「ミステリ」とか書いてあるけど、ミステリではない。単純にロードレースにかける若者たちの青春を描いた良い作品だと思う。そしてちょっと自転車ロードレースにも興味が沸く。

ロードレースに詳しい人が読んだら、それはそれできっと面白いと思う。ロードレースが抱える問題点や、チーム内の葛藤を上手く浮き彫りにしている事だろう。

主人公は、アシストの仕事を認められて世界に羽ばたいていく。どんな世界にも、影で堅実に、そして不可欠な仕事をしている人は居て、見る人は見ているという事だな。

自転車好きにも、そうでもないにも、まぁまぁ面白いと思う。
寝る。グゥ。

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