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2012年10月23日 (火)

通勤電車で読んでる本67

コムバンワ。
最近帰りが早くて家でやる事ないのでブログなんか書いてみる。
如何お過ごしですか?

20121023_02「うつくしい子供」 石田衣良

弟が九歳の女児を絞殺。逮捕の瞬間から、街に家族の居場所は無くなった。でも僕はここで闘う。弟を凶行に駆り立てた何かを探して

緑豊かなニュータウンを騒然とさせた九歳の少女の殺人事件。犯人として補導されたのは、ぼくの十三歳の弟だった!崩壊する家族、変質する地域社会、沈黙を守る学校…。殺人者のこころの深部と真実を求めて、十四歳の兄は調査を始める。少年の孤独な闘いと成長を痛ましくもみずみずしく描く、感動のミステリー。

神戸の酒鬼薔薇事件が話の元ネタになっているらしい。
酒鬼薔薇事件って言っても最近の若いモンはしらねぇだろうなぁ…。

殺人事件の被害者は、決して殺された者だけではない。殺された者の家族はもちろんだが、殺人犯の家族、親族もまた被害者だ。この話はそんなメッセージも含まれている気がする。殺人犯の家族が、街を追われ、また引越し先でもまともな生活が出来ない様が描かれている。

そんな中で殺人犯の兄が、何故13歳の弟が殺人なんてしてしまったのか、を個人的に調査し真実を突き止めて行く。でもその真実は「オトナって、オトナって」という現実によって表に出る事は無い。そして少年はまたひとつ大人の階段を登る。
そんな話。

前述のメッセージ含め、現代社会の様々なテーマが盛り込まれていて、内容は濃くて重いけど、楽しんで読めた。

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