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2013年3月 2日 (土)

通勤電車で読んでる本71

20130302_01_2 バス・ラプソディー 三浦修

最近釣り人の間で話題、売り切れる釣具店続出(本屋で買えよってツッコミはおいといて)、の本、「バス・ラプソディー」を読んでみた。
ちなみにおれは会社の近くのキャスティングで買ってきた。

著者の三浦修さんってのは、日本の歴史あるバス釣り雑誌「Basser」の創刊に携わり、その後長きに渡り編集長を勤めた人。

70年代から80年代の、バス釣り人、そしてバス釣業界の試行錯誤、その頃みんなに溢れていた熱い情熱を感じ取る事ができる。

おれが釣りというものを始めたのが10歳の頃。バスじゃないけどね。当然ネットなんか有る訳無いし、周りに詳しい大人も居ない中、子供同士で正に試行錯誤して道具を使い、釣りという物を楽しんでいたな。ま、あの頃は「友達と釣りに行く」っていうそのお出かけ自体が楽しかったんだろうな。釣りに行く前日は正に遠足の前日みたいな感じ。
ちなみにその頃読んでた雑誌は「Basser」ではなく「釣りトップ」だった。「釣りトップ」といってわかったアナタはオッサン確定。

おれ達が幼い頭で試行錯誤していた頃、大人のバス釣りの世界でも同じような試行錯誤が繰り広げられていたんだなぁとこの本を読んで思った。

今では見た事無い道具や聞いた事無い言葉も、カタカタっとやれば素人でも誰でも有る程度の事は判る、と言うか判ったつもりになれてしまう。誰かと一緒にあーでもないこーでもないとやる事なんで無いんだろうな。

無いんだろうと言ったのは、おれ達が居るようなトップウォーターの世界って、まだその辺の要素が残ってる気がするんだな。特にハンドメイドルヮーについては、ビルダーは余計な説明しないし、ろくにホームページ持ってないし、訳わかんない形のルヮー作っちゃったりするし。そしてユーザーであるおれ達は、たいがい人と一緒に釣りしてるので、「そのルヮーどう使ってんの?」とか「そうじゃねぇよヘタクソ!落ちろ!死ね!」とかいう会話は日常茶飯事。
そして人づてに知識が伝わっていく。

バス釣り人、バス釣り業界の70、80年代の試行錯誤ってこういう事だったと思うんだよね。
もちろんメーカーは日々試行錯誤して商品開発してるけど、ろくに情報が無い世の中で、釣り人も一緒になって試行錯誤してたからこそ、熱い盛り上がりが有ったんだと思う。
言ってみればWEBを使わないSNSってやつだったんじゃなかろうか。

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コメント

著者の三浦と申します。このたびはご愛読ありがとうございました。このように深く読み込んでいただけ、モノ書き冥利に尽きます。このような形で恐れ入りますが、取り急ぎ御礼まで…。御好釣、御健釣をお祈りいたします。

三浦修様>
初めまして。このようなブログにわざわざコメント頂きまして有難う御座います。

「バスラプソディー」は只今2週目に入っております。これからも機会有る毎に読ませて頂きたい本で御座います。

バス釣りがこれまでよりも深く楽しめるようになると同時に、三浦様達がそうであったように、次の世代に残す事を考えて行こうと思うようになりました。

有難う御座いました。

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