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2014年2月16日 (日)

通勤電車で読んでる本73

20140215_01

コムバンワ。
関東地方は2週連続で記録的な積雪となりましたが、滑って転んだりしてませんでしょうか。
上の写真はオリンピックの合間の午前2時位に撮ったものだが、奥に映ってる車は立ち往生して放置されていた。

20140215_02

今日は家の前を雪掻きしながら、かまくらを作った。
よもやおれの人生においてかまくらを作る機会が訪れるとは誰が予想しただろうか。

ホントは先週も今週もウエちゃんと釣りに行くはずだったんだが、どうやらウエちゃんは雪男らしく、2週連続で中止になってしまった。
そんなんで全然釣りに行けてないので、久しぶりに本の事でも書いてみようかなと。

20140215_03_2「幸福な生活」 百田尚樹

「ご主人の欠点は浮気性」帰宅すると不倫相手が妻と談笑していた。こんな夜遅くに、なぜ彼女が俺の家に?二人の関係はバレたのか?動揺する俺に彼女の行動はエスカレートする。妻の目を盗みキスを迫る。そしてボディタッチ。彼女の目的は何か?平穏な結婚生活を脅かす危機。俺は切り抜ける手だてを必死に考えるが…(「夜の訪問者」より)。愛する人の“秘密”を描く傑作集!

百田尚樹と言えば、このブログでも何回か紹介しているが、最近は映画化された「永遠の0」が大ヒット中の人気作家。最近よくテレビに出てるので「LOVEアタック」の常連だった事とか、都知事選で候補者応援演説での発言が問題視されたりとか、人となりが知られるようになってきた。
これはそんな百田尚樹の短編が19話も収められた短編集。

帯に「衝撃のラスト1行」と有る様に、その話も最後の一行でオチが付く。それがなかなか衝撃的で面白い。中には途中でオチがわかっちゃうのもあるけど。百田尚樹のブラックジョークが楽しめる。ショートショート言えば星新一だけど、この人星新一とか好きだったのかな。

短編集は通勤中に読むにはちょうどいいけど、やっぱり百田尚樹は長編の方が好きだな。

2013年8月 3日 (土)

通勤電車で読んでる本72

コムニチハ。
本の事書くの久しぶりだぁ。前回は「バス・ラプソディー」だったからな。
実際最近本読んでなかったりしたし。なんで久しぶりに本屋に行ってみたものの、イマイチ読みたくなる文庫がないんだよねぇ。新書は重いのでNG。

とか思いつつテキトーに買って読んでみた。

20130803_01_2 「月と蟹」 道尾秀介

海辺の町、小学生の慎一と春也はヤドカリを神様に見立てた願い事遊びを考え出す。無邪気な儀式ごっこはいつしか切実な祈りに変わり、母のない少女・鳴海を加えた三人の関係も揺らいでゆく。「大人になるのって、ほんと難しいよね」―誰もが通る“子供時代の終わり”が鮮やかに胸に蘇る長篇。直木賞受賞作。

道尾秀介の話はたいがい子供が登場する。この話読んで思い出したのは、「向日葵の咲かない夏」って話。
あれもこれも、子供の夏休みっぽくてなんか懐かしい気持ちになる。

ヤドカリを神様に見立てた願い事がだんだん切実になっていく。おれはそんな切実な悩みの無い幼少時代だったけど秘密基地とかそんな感じだね。登場する3人の子供(男の子二人と女の子一人)の関係が微妙に変化しいく様とか、二人の秘密に勝手に一人加えちゃった時のぎくしゃく感とか、あったな~って感じだけど、覚えてなければそんな描写は出来ないだろうし、作家さんは子供の時のそんな気持ちをいつまでも覚えているんだろうか。

これといった盛り上がりとかどんでん返しがある訳じゃないけど、子供の頃の、今よりゆっくり時間が流れてた頃を思い出せるかもね。

2013年3月 2日 (土)

通勤電車で読んでる本71

20130302_01_2 バス・ラプソディー 三浦修

最近釣り人の間で話題、売り切れる釣具店続出(本屋で買えよってツッコミはおいといて)、の本、「バス・ラプソディー」を読んでみた。
ちなみにおれは会社の近くのキャスティングで買ってきた。

著者の三浦修さんってのは、日本の歴史あるバス釣り雑誌「Basser」の創刊に携わり、その後長きに渡り編集長を勤めた人。

70年代から80年代の、バス釣り人、そしてバス釣業界の試行錯誤、その頃みんなに溢れていた熱い情熱を感じ取る事ができる。

おれが釣りというものを始めたのが10歳の頃。バスじゃないけどね。当然ネットなんか有る訳無いし、周りに詳しい大人も居ない中、子供同士で正に試行錯誤して道具を使い、釣りという物を楽しんでいたな。ま、あの頃は「友達と釣りに行く」っていうそのお出かけ自体が楽しかったんだろうな。釣りに行く前日は正に遠足の前日みたいな感じ。
ちなみにその頃読んでた雑誌は「Basser」ではなく「釣りトップ」だった。「釣りトップ」といってわかったアナタはオッサン確定。

おれ達が幼い頭で試行錯誤していた頃、大人のバス釣りの世界でも同じような試行錯誤が繰り広げられていたんだなぁとこの本を読んで思った。

今では見た事無い道具や聞いた事無い言葉も、カタカタっとやれば素人でも誰でも有る程度の事は判る、と言うか判ったつもりになれてしまう。誰かと一緒にあーでもないこーでもないとやる事なんで無いんだろうな。

無いんだろうと言ったのは、おれ達が居るようなトップウォーターの世界って、まだその辺の要素が残ってる気がするんだな。特にハンドメイドルヮーについては、ビルダーは余計な説明しないし、ろくにホームページ持ってないし、訳わかんない形のルヮー作っちゃったりするし。そしてユーザーであるおれ達は、たいがい人と一緒に釣りしてるので、「そのルヮーどう使ってんの?」とか「そうじゃねぇよヘタクソ!落ちろ!死ね!」とかいう会話は日常茶飯事。
そして人づてに知識が伝わっていく。

バス釣り人、バス釣り業界の70、80年代の試行錯誤ってこういう事だったと思うんだよね。
もちろんメーカーは日々試行錯誤して商品開発してるけど、ろくに情報が無い世の中で、釣り人も一緒になって試行錯誤してたからこそ、熱い盛り上がりが有ったんだと思う。
言ってみればWEBを使わないSNSってやつだったんじゃなかろうか。

2012年12月25日 (火)

通勤電車で読んでる本70

コムバンワ。
メリークリスマス♪
周りの人達が、子供のプレゼントの為に手痛い出費をしている話を聞いて、おれもそんな歳になったかと思う今日この頃、如何お過ごしですか?

20121225_01SOSの猿 伊坂幸太郎
家電量販店の店員・遠藤二郎は、イタリアで修行した「エクソシスト」というもう一つの顔を持つ。遠藤は他人の発する「SOS」を見過ごせない性格だった。ある日、知り合いの「辺見のお姉さん」にひきこもりの息子・眞人の悪魔祓いを依頼され、辺見家に赴く。
一方、桑原システムの社員・五十嵐真は、20分間で300億円の損失を出した菩薩証券の株誤発注事故の調査を命じられる。 菩薩証券は、ミスの原因をシステムのせいにしたがっているという。聞き取り調査を始めた五十嵐は、なぜか奇怪な幻想に翻弄されていく。
眞人の部屋で「西遊記」を発見する遠藤。そして五十嵐の前には異形の猿が......。これは現実か妄想か。二つの物語のゆくえはいかに。

著者自身がひとつの理想形と語る程、本人にとっては改心の一撃らしい本作だが、おれには読解力が無いようで、あんま楽しめなかった。
ミステリー小説ではない。孫悟空が出てくるがファンタジーでもない。二人の男の話が最後に交差する。その二人の間を孫悟空が行ったり来たりする。
って、何で孫悟空なのか。孫悟空出てこない方がわかりやすくて面白い話になったような気もするが、孫悟空はこの話に必要不可欠なんだろう。
本当に悪いのは誰なのか?暴力が全て悪いのか?

関係ないけどこの話を読んで、西遊記を小説で読んでみたくなった。

2012年11月16日 (金)

通勤電車で読んでる本69

20121116_01_3インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 真梨幸子

一本の電話に、月刊グローブ編集部は騒然となった。男女五人を凄絶なリンチの果てに殺した罪で起訴された下田健太。その母である下田茂子が独占取材に応じるというのだ。茂子は稀代の殺人鬼として死刑になったフジコの育ての親でもあった。茂子のもとに向かう取材者たちを待ち受けていたものは…。

殺人鬼フジコの衝動」の続編となるこの話は、今世間を騒がせている尼崎の事件をあまりにも連想させる。
殺人鬼フジコを軸にした、因縁とも言える複雑な人間関係の中で起きた事件を追って、“洗脳”や“マインドコントロール”の恐ろしさを描いている。

マインドコントロールの怖さは、誰の身近にも有るんだ。首謀者がちょっとそんな才能に長けていれば。
尼崎の事調べてたらこんな記事が有った。
「尼崎連続変死事件」は他人事ではない!? 日常に忍び寄る“マインドコントロール”の恐怖

人には環境適応能力が有る。それが自我より強く働いた時、きっとマインドコントロールされてしまうのではないだろうか。

以下は本文より。

―なんなんでしょうね。あの頃のわたしは。まるで意志のない操り人形ですよ。いえ、正確には、意志はあります。だって、あのとき、こころがとても満たされていたのは間違いありませんから。“使命感”という名の下、自分は世界を救う菩薩なのだと、なんともいえない歓喜に酔っていました。信心していない人が低俗なバカに見えるほどでした。―

―人を監禁するのに、足枷も手枷も必要はありません。強い恐怖心。それだけで充分なのです。―

特別だと優越感を与える支配に、極限の恐怖で判断基準を無くす支配。それが正しい、普通と信じてしまったら、監禁されてても助けを求める事もしなくなるだろう。被害に遭ってるとか監禁されてるとも思わなくなるかも。

善悪って何?そもそもこの世の善悪自体、先人が決めた事。ボクらは生まれた時から既にマインドコントロールされているのかもしれない。そしてマインドコントロールしているのは、他でもない親だ。
この話でも、親子、親戚、という血の繋がりが重要なポイントになっている。

いっそどっかの宗教に全ての判断を委ねて、その中でのみ生きて終わるのも、一つの楽ちんな生き方なのかもしれない。

そんな事まで考えちゃう一冊。前作と合わせて読むべし。

2012年10月23日 (火)

通勤電車で読んでる本67

コムバンワ。
最近帰りが早くて家でやる事ないのでブログなんか書いてみる。
如何お過ごしですか?

20121023_02「うつくしい子供」 石田衣良

弟が九歳の女児を絞殺。逮捕の瞬間から、街に家族の居場所は無くなった。でも僕はここで闘う。弟を凶行に駆り立てた何かを探して

緑豊かなニュータウンを騒然とさせた九歳の少女の殺人事件。犯人として補導されたのは、ぼくの十三歳の弟だった!崩壊する家族、変質する地域社会、沈黙を守る学校…。殺人者のこころの深部と真実を求めて、十四歳の兄は調査を始める。少年の孤独な闘いと成長を痛ましくもみずみずしく描く、感動のミステリー。

神戸の酒鬼薔薇事件が話の元ネタになっているらしい。
酒鬼薔薇事件って言っても最近の若いモンはしらねぇだろうなぁ…。

殺人事件の被害者は、決して殺された者だけではない。殺された者の家族はもちろんだが、殺人犯の家族、親族もまた被害者だ。この話はそんなメッセージも含まれている気がする。殺人犯の家族が、街を追われ、また引越し先でもまともな生活が出来ない様が描かれている。

そんな中で殺人犯の兄が、何故13歳の弟が殺人なんてしてしまったのか、を個人的に調査し真実を突き止めて行く。でもその真実は「オトナって、オトナって」という現実によって表に出る事は無い。そして少年はまたひとつ大人の階段を登る。
そんな話。

前述のメッセージ含め、現代社会の様々なテーマが盛り込まれていて、内容は濃くて重いけど、楽しんで読めた。

通勤電車で読んでる本66

コムバンワ。
久しぶりに本ネタ。

20121023_01「どちらかが彼女を殺した」 東野圭吾

殺したのは男か女か
究極の「推理」小説自殺の偽装を施され、妹は殺された。警察官である兄が割り出した容疑者は二人。犯人は妹の親友か、かつての恋人か。
純粋推理の頂点を究めた話題沸騰のミステリ!

たしか前に紹介した本も東野圭吾だったな。

この「どち彼」は、推理小説なんだが、最後まで犯人は明らかにされない。そして本の帯にもある様に、容疑者は二人に限られていて、さぁどっちでしょう?って話が終わる。

まぁおれはそんな事より愛知県警豊橋署が舞台になってるっぽかったので、懐かしい地名とか出てきそうで読んでみたってだけなんだが。

で、肝心の犯人当てだが、ちゃんと事細かに読んで記憶しておけば、真犯人が分かるようだが、おれには到底無理でちた。おれは探偵にはなれないと言うことが分かった。。。

分かんないままじゃ気持ち悪いし、分かったとしても答え合わせってのはしたくなるもんで、答えが書かれてるサイトを検索して見てみると、まぁみんな同じ理由で真犯人を割り出してるんだが、その答えがどうも納得いかんかった。それが正しい推理だったとして、そんなんで犯人決めちゃってイイの?って感じだった。もうちょっと納得のいく理由が欲しかったなぁ。

東野圭吾にしてはいまひとつって感じだった。
なんか前の東野もこんな感想で終わった気がするが…。

2012年8月 7日 (火)

通勤電車で読んでる本65

コムバンワ。
暦の上ではもう秋ですね。今時そんな事誰も相手にしてませんが。
如何お過ごしですか?

20120807_01「プラチナデータ」東野圭吾

“国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA操作システム。警察庁特殊解析研究所・神楽龍平が操るこのシステムは、現場の 刑事を驚愕させるほどの正確さを持って次々と犯人を特定していく。検挙率が飛躍的に上がる中、新たな殺人事件が発生。殺さ れたのは、そのシステム開発者である天才数学者・蓼科早樹とその兄・耕作で、神楽の友人でもあった。彼らは、なぜ殺されたの か?現場に残された毛髪を解析した神楽は、特定された犯人データに打ちのめされることになる。犯人の名は、『神楽龍平』――。 追う者から追われる者へ。事件の鍵を握るのは『プラチナデータ』という謎の言葉。そこに隠された陰謀とは。果たして神楽は警察 の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。 ”

徹底的な管理社会という設定はいかにもありそうな近未来的な感じがして面白かったが、話はどうもいま一つだったなぁ。そして管理社会における「プラチナデータ」もこれまたいかにもありそうなもんだから、逆に先が読めちゃった感じ。
東野圭吾っていうと期待しちゃうけど、全部が全部素晴らしいって訳にはいかないもんなぁ。

今日の本と関係ないけど、おれがモーレツに感動した作品、百田尚樹の「永遠の0(ゼロ)」が映画化されるらしい。どんな映画になるのかわからないけど、これは是非見たいと思う。

2012年7月27日 (金)

通勤電車で読んでる本64

コムバンワ。
この前いっぺんに3冊も本買ったので、立て続けに読んでいる。

20120727_01_2 「贖罪」湊かなえ

“15年前、静かな田舎町でひとりの女児が殺害された。直前まで一緒に遊んでいた四人の女の子は、犯人と思われる男と言葉を交わしていたものの、なぜか顔が思い出せず、事件は迷宮入りとなる。娘を喪った母親は彼女たちに言った―あなたたちを絶対に許さない。必ず犯人を見つけなさい。それができないのなら、わたしが納得できる償いをしなさい、と。十字架を背負わされたまま成長した四人に降りかかる、悲劇の連鎖の結末は!?”

「告白」「少女」の湊かなえの作品とあらば、読まない訳にはいかないな。
この「贖罪」も、湊かなえ独特の、例の書き方がされている。語り手がコロコロ変わるからそこんとこちゃんとついていかないと。

子供の時に受けた、大人が感情的に放った言葉によって、その後の人生を大きく左右されてしまう4人の少女達の話。普通に考えたら、ある程度成長したところで、「あの時のあの大人は頭悪かった」って見下せるようになるもんだと思うが、友達が殺されて、その親から浴びせられた言葉ってのはやっぱインパクト大きいのかな。

「告白」と同じように面白く、あっという間に読んでしまったが、最後の衝撃は「告白」には敵わないか…。

ちなみにこの「贖罪」、VOWWOWで連続ドラマになってたらしい。その主演の小泉今日子のポスターがめっちゃカッコイイ。
ドラマは面白いのかなぁ?

20120727_02_2

2012年7月25日 (水)

通勤電車で読んでる本63

コムバンワ。
本紹介するの久しぶりだぁ。

20120725_01「影奉仕」百田尚樹

“頭脳明晰で剣の達人。将来を嘱望された男がなぜ不遇の死を遂げたのか。下級武士から筆頭家老にまで上り詰めた勘一は竹馬の友、彦四郎の行方を追っていた。二人の運命を変えた二十年前の事件。確かな腕を持つ彼が「卑怯傷」を負った理由とは。その真相が男の生き様を映し出す。『永遠の0』に連なる代表作。 ”

「永遠の0」の百田尚樹の時代小説だ。おれは時代小説って殆ど読まない。その世界に入り込めないんだな。でも百田尚樹の作品とあらば、そんな事は気にせず読んでしまった。と言っても時代小説だって事は買ってから知ったんだけど。

時代は江戸時代。でも社会の仕組みって変わらないんだね。その社会体制は現代と大差ない。だからなのか、時代物だって事忘れる位すんなり読めた。それこそ東電や原発に重なる部分もある。

物語の主人公は、藩の財政を立て直し、年貢に苦しむ農民の暮らしを楽にして、国を変えようと、大きな干拓工事をして田んぼを増やす事を生涯の目標とした。そんな友人の為に一生を捧げた男。でも主人公が友人のそこまでの想いに気がつくのは、友人が死んだ後だったってのが、とても涙を誘った。

本当の友達とは?百田尚樹の話は、影で人を支える人、人の為に自分を犠牲にする人がいつも出てくる。人のあるべき姿とか、そんなのが描かれている。この話はそれがとても色濃く出ていると思う。

おれはとてもそんな生き方は出来ないと思うし、おれの為にそうしようと思わせるほどの人間でもないけど、この本はおすすめって事は信用して欲しい。

2012年5月13日 (日)

通勤電車で読んでる本62

コムバンワ。
今月来月とずーっと祝日が無いってショックじゃないすか?
如何お過ごしですか?

最近さっぱり本を紹介していなかったが、相変わらず電車通勤してるので、ちょくちょく本は読んでいる。

20120513_01

伊坂幸太郎「モダンタイムス」

“恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、ある出会い系サイトの仕様変更だった。けれどもそのプログラムには不明な点が多く、発注元すら分からない。そんな中、プロジェクトメンバーの上司や同僚のもとを次々に不幸が襲う。彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。
そして5年前の惨事―播磨崎中学校銃乱射事件。奇跡の英雄・永嶋丈は、いまや国会議員として権力を手中にしていた。謎めいた検索ワードは、あの事件の真相を探れと仄めかしているのか?追手はすぐそこまで…大きなシステムに覆われた社会で、幸せを掴むには―問いかけと愉しさの詰まった傑作エンターテイメント。 ”

この話は元々週間モーニングに連載されていたらしい。
ネット、監視社会を題材に、「そうなっている」という今の世の中の仕組みに警鐘を鳴らしている。我々は何か大きな力に操られているだけで、邪魔者は排除される。その大きな力とは何なのか、主人公たちは危ない目に遭いながら模索していくが、結局のところそれを模索すること事態、意味が有るのかと考えさせられる。

今の世の中自体のシステムが巨大過ぎて何も出来ない。「見てみぬ振りをするのも勇気」というセリフが出てくるが、世の中がここまで作られてきたのだから今更どうする事も出来ないのは目に見えているという事か。

今はネットで何でも済んでしまうから、ネットの情報を鵜呑みにして分かった気になってしまう。そんな人が多いから、ネット上の情報は重要で影響力がある。世の中を動かすことができてしまう。
検索語や閲覧したページから、その人が何に興味を持っているかも分かってしまう。今どこで何してるか全世界に発表するのが流行っている。監視されようと思ったらいくらでも監視される。まさにLifelog取られてる。

誰も通らない赤信号を守るのは、「赤は止まれ」というシステムに従っているだけで、自分で危険か安全か判断して行動する、という事を放棄している。という話が出てくるが、「そうなっている」世の中で、自分自身を持って生きろよ。って言いたいんじゃなかろうか。

この話の主人公は最後は北海道に移住して世の中の情報を遮断して暮らす事にしている。そのオチはちょっとありきたりでつまんなかったけど。

世の中に存在する物で、本当に自分に必要な物って何?って考えてみると、ネットも電話もあれもこれも、いらない気がするが、結局世の中が「そうなってる」為に、現代に生きる上で必要になってしまうかもしれない。自分だけそれを排除して仕事出来なくなったら困るし。だって「そうなっている」から。

現代で自分らしく生きれるか否かは、自分次第って事だ。
みんなのLifelogが均一化されないように。

2012年3月14日 (水)

通勤電車で読んでる本61

コムバンワ。
この前電車で読もうと思って買った本が、前に買って読んだ事ある本だった事に気が付いて超ショック。
如何お過ごしですか?

20120314_02「少女」湊 かなえ

“親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く──死の瞬間に立ち合うために。高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。 ”

この湊かなえって人はホラ、あの「告白」を書いた人だ。
「告白」は面白かった。書き方も初めて読む形で、いろんな人の日記的な文章で書かれていて、つまり章ごとにいろんな視点に変わるわけだね。
この「少女」も「告白」と同じような書き方がされている。ただ、基本2人の少女の視点で、交互に書かれていく感じ。この書き方は最初は今はどっちのつもりで読むんだっけ?ってこんがらがったけど、そこをクリアすれば面白く読んでいける。

ただ話としては、そんなに偶然が重なるか?とか思っちゃったり、死を軽く見ていたり、それはこの少女達の視線だからかもしれないけど、あんま入り込めなかったな。

まぁ作者も第二の「告白」を期待されて辛いところなのかもね。(*´・∀・)(・∀・`*) ネー

おしまい。

2012年1月31日 (火)

通勤電車で読んでる本60

コムバンワ。
相変わらず通勤時間は長い。買った本がすぐに読み終わってしまう。その割にあんまり紹介してない気がするが。
だって少し経つとどんな話だったか忘れちゃうんだもん。
如何お過ごしですか?

20120131_02「歪笑小説」東野圭吾

新人編集者が初めての作家接待ゴルフで目の当たりにした、”伝説の編集者”の仕事ぶりとは。
単発のドラマ化企画の話に舞い上がる、若手作家・熱海圭介のはしゃぎっぷり。
文壇ゴルフに初めて参加した若手有望株の作家・唐傘ザンゲのさんざんな一日。
会社を辞めて小説家を目指す石橋堅一は、新人賞の最終候補に選ばれたはいいが・・・・・・。
小説業界の内幕を暴露!!作家と編集者、そして周囲を取りまく、ひと癖ある人々のドラマが楽しめる、全12話の連続東野劇場。

最近「いきなり文庫!」ってのが多いな。でもどうもいまひとつな作品が多い気がする。
この東野圭吾の本もいきなり文庫で発売された。以前に東野圭吾のなんとかってやつがいきなり文庫で出て、いまひとつだった記憶がある。
コレもどうなんだろうなぁ、なんて思って買ってみたんだけど、結構面白かった。

出版界?小説業界?の裏を暴露しているような短編集なんだけど、どの話も暖かい人間ドラマが展開されて、ホロリときたりする。
こういう短編集は通勤電車で読むにはもってこいだな。

なんか調べたら「黒笑小説」「毒笑小説」「怪笑小説」とかシリーズで出てるみたい。本屋で見かけたら買ってみよう。

2012年1月28日 (土)

通勤電車で読んでる本59

コムバンワ。
毎日寒いっすねぇ。こんな寒い日はおうちでぬくぬくしてるに限るな。
今年全ての週末に釣りに行ってた人間の言葉とは思えんが。
如何お過ごしですか?

20120127_01

「新世界より」貴志 祐介

ここは汚れなき理想郷のはずだった。
1000年後の日本。伝説。消える子供たち。
著者頂点をきわめる、3年半ぶり書き下ろし長編小説!

久しぶりにかなりの長編小説を読んだよ。
2toneのふくちゃんが「あれ面白いっすね」とか言ってたから読み始めたんだけど。かなり面白かったよ。

舞台は1000年後の日本。呪力(まぁ超能力みたいなもん)を持った、言わば新人類とも言える人間と、呪力を持たない言わば旧人類との戦争後の世界。呪力を持った人間が勝って、世の中は呪力を持った人間が支配しているんだが、そこで徹底的に管理されて、何も知らずに育っていく子供達のお話。問題の有りそう、呪力で人を傷つけるような恐れのある子供は次々と抹消されて、その友達は記憶さえもコントロールされる。
そうやって守られている平和。血を流して守られる平和。そして子供達はその事実と過去を知る事になる。

おれ達が生きる今の世界も、実はそうだったりするかもよ。自分が記憶すらも誰かにコントロールされてないと言い切れるかな。ま、それは無いにしても、どこかで平和の名の下に血が流されているのは事実。今の世の中とオーバーラップする部分もある。

舞台が関東周辺なので、1000年後なんだけど霞ヶ浦とか利根川とか出てきて、情景が目に浮かぶところがまた引き込まれてしまう。
そして呪力を持った人間が、家畜のように扱っている、バケネズミという半分人間みたいな動物が、この物語の大きな鍵となっている。この大作のクライマックスで明かされるバケネズミの謎が非常に後味悪く、そして考えさせられるのだ。

ハンパ無く長いけど面白くて一気に読める。ちょっと時間かかるけど、是非読んでみて欲しいな。

2012年1月 7日 (土)

通勤電車で読んでる本58

コムニチハ。
読み終わった本がスイカツリーのように積みあがってしまったので、お正月にブックオフに売って来た。
紹介しようと思ってたけど、売っちゃったら自分が何読んだかよく覚えていない。
まぁそんなもん。
如何お過ごしですか?

20120107_01_3「リカ」五十嵐 貴久

本間隆雄は妻子を愛する、42歳のごく平凡なサラリーマン。軽い気持ちで始めたインターネットの「出会いサイト」でのナンパで、ある日「リカ」と名乗る女性と知り合う。当初はリカからのメールを楽しみにしていたが、徐々に常軌を逸していくリカの言動に脅えた本間は、携帯の番号を変え、連絡を断った。ほとぼりも冷めた頃、インターネットカフェを訪れた本間は、リカがネットを通じて異常な執念で彼を捜していることを知る。そしてリカの恐るべきストーキングが始まり、ついには娘にまで手を出した。意を決した本間は、“怪物”と化したリカと対決するが…。恐ろしすぎる心の闇。衝撃のノンストップホラー!第2回ホラーサスペンス大賞大賞受賞作。

売られずに生き残っていた中の1冊。
この話はなかなか怖かった。ストーカーに怯える男の話なんだけど、このリカってのがあまりにも強くて、現実味がなくなってしまっているのが惜しい。

ワンピース姿でタクシーを走って追いかけたり、人殺してバラバラにしたり、胸と腹に銃弾を受けて、搬送中に救急隊員3人を殺して脱出し、主人公の前に現れるラストなど、ほとんどスーパーマンかジェイソン並。

ま、それはそれでそういう話だと思って読めば楽しめるかな。

きっかけが出会い系サイトなんだけど、出会い系サイトって怖ぇなぁ。おれはやったことないけど。
と言ってもミクシもツイッターもフェイスブックも、やってる事は同じか。おれは顔も知らない人とは繋がらないようにしてるけど。だって怖いもん。

2011年12月 6日 (火)

通勤電車で読んでる本57

コムバンワ。
通勤時間が長くなったお陰で、せっかく買った本がすぐ読み終わっちゃうよ。
(´・ω・`)
如何お過ごしですか?

20111206_01「殺人鬼フジコの衝動」真梨 幸子

一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして、新たな人生を歩み始めた十歳の少女。だが、彼女の人生は、いつしか狂い始めた。人生は、薔薇色のお菓子のよう…。またひとり、彼女は人を殺す。何が少女を伝説の殺人鬼・フジコにしてしまったのか?あとがきに至るまで、精緻に組み立てられた謎のタペストリ。最後の一行を、読んだとき、あなたは著者が仕掛けたたくらみに、戦慄する!

小学校5年生の時に家族の惨殺現場に出くわし一人生き残り、それ以降同級生を皮切りに次々と人を殺していく。バレなきゃいいんだという殺しの手口が、死体をバラバラにしてミキサーにかけてゴミと一緒に捨てるっつう、その手口で自分の子供も夫も処分していくフジコは、人に嫌われちゃいけないって思ってずっと生きてきた。読みながら「あるある」って思う人も多いんじゃないだろか。

なんつっても最後の「あとがき」が面白い。帯にも書いてあったけど、「あとがき」までが物語り。「あとがき」って言っても著者が書いてるんだけど、「え?コレってひょっとして実話なん?」と一瞬でも思ってしまうような、こういう作りは新しいのか古いのかわかんないけど、とにかく騙された。
ここまで読むと、フジコを操っていた存在、それを生み出した世の中に考えが及んで、ちょっとオウムと被って見える。あ、ネタバレ?

最近は読んだ本が溜まってテーブルの上でスカイツリーみたいになってるので、暫く本紹介続けようかな。

2011年10月12日 (水)

通勤電車で読んでる本56

コムバンワ。
今週はあと2日か。早く終わんねぇかなぁ。釣り行きてぇなぁ。ひょっとしておれ釣り好きなのかな?
如何お過ごしですか?

20111012_01_2 「カラスの親指」 道尾 秀介

人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。「このミス」常連、各文学賞総なめの文学界の若きトップランナー、最初の直木賞ノミネート作品。第62回日本推理作家協会賞受賞作。

道夫秀介の本は、ミステリーを以前読んだ事があって、結構面白かった記憶があった。で、コレもミステリーだろうと思って買ってみたら違ってた。
ヤミ金に恨みを買って追われる詐欺師の、男の生き様的な話で、テンポのいい展開と、所々ふざけた書きっぷりが笑える。

最後のドンデン返しで、実は主人公と読者が一番ペテンに掛けられてたと気付く。言われてみれば話上手すぎだよなっていう、主人公の気持ちはまんま読者の気持ちだろう。あ、ネタバレ?

お父さん指、お母さん指、お兄さん指、お姉さん指、赤ちゃん指。お父さん指はどの指とも簡単にくっつく。でもお母さん指は、特に赤ちゃん指とくっつけるのが難しい。そこでお父さん指をお母さん指に添えてあげると、簡単にくっつく。
「どっちも揃ってるんのがやっぱり一番なんですよ」

こんなちょっとした微笑ましいフレーズが随所に出てきて、飽きずに読み進める事ができる。
人を騙して金を巻き上げるという、最低の行為をしてきた人間達の話だけど、心温まる話でもあった。
なかなか面白かったよ。

寝る。グゥ。

2011年10月 8日 (土)

通勤電車で読んでる本55

コムバンワ。
読書の秋ですなぁ。スポーツの秋とも言うし、食欲の秋とも言うし、秋の荒食いとも言うし。要は太古の昔から生物が一番活動しやすいのが秋という事だろうか。
如何お過ごしですか?

20111008_01「サクリファイス」近藤 史恵

ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと―。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた!大藪春彦賞受賞作。

ちょっと前から釣り仲間の間でも自転車に乗る奴が増えた。といってもそこは偏屈な連中なので、ピストとか乗ってたけど。

この話は自転車ロードレースの話。最近じゃ自転車ブームもあって、「ツールドフランス」なんて言葉も、それが自転車ロードレースの事だって位は誰でも知ってるだろう。
そう言えばこの前釣りに言ったときに、「ツールド千葉」って看板が立ってたっけ。
でも実際に自転車のロードレースのルールとか仕組み知ってる人って言ったら、やっぱり自転車乗りに限られるだろう。そんなおれもロードレースの事なんてコレっぽっちも知らない。

でもこの本はロードレースの事を知らない人の為の説明が、説明っぽくなく書かれていて、自然に入ってくる。だからちょっとだけロードレースの事も分かった。

集団の中で先頭を走るのは空気抵抗が有って疲れるから、他のチームの人も含めて交代で先頭を走る、先頭交代というシステム。無線を使って、レースの状況を把握し、監督の指示を聞いて走る選手たち。チームのエースを勝たせる為に犠牲となり、アシストとして走るその他の選手たち。そして犠牲を払いながら勝利に向かうエース。
ロードレースって個人競技かと思ったら違うんだね。
この「犠牲(サクリファイス)」が本の題名になっている訳だ。

帯には「ミステリ」とか書いてあるけど、ミステリではない。単純にロードレースにかける若者たちの青春を描いた良い作品だと思う。そしてちょっと自転車ロードレースにも興味が沸く。

ロードレースに詳しい人が読んだら、それはそれできっと面白いと思う。ロードレースが抱える問題点や、チーム内の葛藤を上手く浮き彫りにしている事だろう。

主人公は、アシストの仕事を認められて世界に羽ばたいていく。どんな世界にも、影で堅実に、そして不可欠な仕事をしている人は居て、見る人は見ているという事だな。

自転車好きにも、そうでもないにも、まぁまぁ面白いと思う。
寝る。グゥ。

2011年9月14日 (水)

通勤電車で読んでる本54

コムバンワ。
まさかの本紹介3連荘だが、別に1日1冊読んでる訳ではない。
如何お過ごしですか?

20110914_01「メタボラ」桐野夏生

記憶を失った「僕」は、沖縄の密林で、故郷を捨てた昭光と出会う。二人は名前を変えて新たな人生を歩もうとするが、非情なヒエラルキーに支配された実社会に、安住の地は見つからない。孤独、貧困、破滅の予感。逃げろ!何処へ?底辺に生きる若者たちの生態を克明に描き、なお清新な余韻を残す傑作ロードノベル。

ちょっと前にこの人の作品「ダーク」を読んだが、題名どおり暗い話だった。
この「メタボラ」は「ダーク」よりは明るい。じゃなくって、展開もそこそこテンポよく、長い話だけど飽きずに読めた。沖縄が舞台ってのもイイね。

集団自殺の生き残りで記憶喪失になった若者と、全寮制の職業訓練施設みたいなトコを飛び出してきた若者の出会いから話が始まる。この二人の、いわばダメっぷりを、沖縄の政治問題とか、ニートとか低賃金外国人労働者とか、 集団自殺とか、ワーキングプアとかの社会問題を織り交ぜて描いている。

主人公の一人、ギンジってのが、やれば出来る子なのに煮え切らなくて集団自殺に行き着くあたり、人は頭が良かったり仕事が出来るだけじゃ今の世の中生きていけないんだなと思ってしまふ。家庭崩壊→請負で低賃金労働→絶望して集団ネット自殺という、真面目なだけが取り得の人間が陥りそうな、ホントにありそうな話。

もう片方の昭光ってのは正反対で、チャラくて上手い事世の中渡り歩いていく、けどやっぱりそれじゃダメで、最後はほぼ殺される。

今の時代の若者はどうやって自分の人生見つけてるんだろうか…。と年寄りめいた事を考えてしまった。
そう言えばなんか小さい字が見えなってる気がする…(´・ω・`)ショボーン

てな感じで、現代社会のダークサイドを見るにはイイかも。桐野夏生の作品読んだのはまだ2つめだけど、こういうのを書くのが上手い人らしい。

明日はどの本紹介しようかな。(・∀・)ニヤニヤ
そろそろ飽きられてるかも?釣り行けってか?
寝る。グゥ。

2011年9月13日 (火)

通勤電車で読んでる本53

コムバンワ。
まさかの本紹介2連荘です。
釣りばっかしてないでたまには本でも読め!

20110913_01_2 「風の中のマリア」百田 尚樹

命はわずか三十日。ここはオオスズメバチの帝国だ。晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。著者の新たな代表作。

「永遠の0」、「ボックス!」の著者、百田尚樹の作品と言ったら読まない訳にはいかない。
この話はスズメバチの視点で書かれている。でもスズメバチを擬人化している訳ではなく、あくまでもスズメバチとして書いている。だからスズメバチの習性が良く分かる。

なぜスズメバチは戦い続けるのか?なんでみんなメスなんだろう?メスなのになんで卵産むのは女王バチだけなんだろう?オスはどっから来てどこへ行ってしまうか?そんな疑問に決して解説的にならずに答えつつ、ハンターとして生きるマリアの一生を綴っていく。

全ては帝国(巣)の繁栄の為にある、スズメバチの一生。カマキリか何かのセリフで、スズメバチの帝国はそれ自体が一つの生き物だとか言っていた。スズメバチ単体が生きているのではなく、巣自体が一つの生き物。マリアは戦い続ける事に疑問を抱きつつも、帝国の為に散っていく。
どんな生き物にも子孫繁栄の為のドラマがあるが、スズメバチのそれを理解させた上で読ませるラストは感動的だった。

今まで読んだ百田尚樹の本は、みんなジャンルも舞台も違う。それで本当にハズレが無い。この人の引き出しはどうなってんだろうか。

「風の中のマリア」も「永遠の0」も「ボックス!」も、どの話もかなりオススメなので、釣りばっかしてないでたまには本でも読め!

寝る。グゥ。

通勤電車で読んでる本52

20110912_02

コムバンワ。
今日は中秋の名月。お月様がキレイでした。
如何お過ごしですか?

最近どうも金が無いと思ったら、本にかなりの金を使っている事が判明した。

20110912_01「月の裏側」恩田 陸

九州の水郷都市・箭納倉。ここで三件の失踪事件が相次いだ。消えたのはいずれも掘割に面した日本家屋に住む老女だったが、不思議なことに、じきにひょっこり戻ってきたのだ、記憶を喪失したまま。まさか宇宙人による誘拐か、新興宗教による洗脳か、それとも?事件に興味を持った元大学教授・協一郎らは“人間もどき”の存在に気づく…。

この話を読んで、小学生の時にテレビで見た「ブロブ」って映画を思い出した。宇宙から隕石に乗ってやってきたアメーバ状の生き物が、人でも車でもなんでも飲み込んで巨大化していくっていうなんともわかりやすいB級ホラーだったと思う。

「ブロブ」と一緒に思い出したのが、「ゼイリブ」っていう映画。いつ観たか忘れたけど、不思議なサングラスを手に入れた男が、サングラスを通してみると街のみんなから政治家までが、人間のかっこした宇宙人だったっていう、これまたわかりやすいSF映画。

で、この「月の裏側」って話も、だんだん街のみんながさらわれては戻されて、違う物に入れ替わっていくっていう話。で、人をさらっていくのが水郷地帯を流れる水。

そもそも単なるSFでは無いのだが、象徴的な台詞を引用してみる。

「だが、一方で、我々は常にあれにつかまりたいという誘惑と戦っている。『ひとつ』になりたいという誘惑だ。宗教も、家族も、社会も、我々の『ひとつ』になりたいという誘惑が生み出した形式なのではないかと思うことがある。なぜなら、個々に自分の戦略を探るのは大変なストレスが伴うが、『ひとつ』になるのは楽だし何も考えずに済むからだ。だが、そこに生物としてのジレンマがある。『ひとつ』になってしまったのでは、多様性が生じない。山や海や川辺に兄弟が散らばって暮らしていれば、山が大噴火を起こしても、他の場所に住む兄弟は生き残るが、低地に兄弟が固まって暮らしていれば、洪水が起きた時にみんなが死んでしまう。『ひとつ』でいると、何かの弾みに根こそぎ駆逐されてしまうということが有り得るのだ。だから、我々はさらに複雑な戦略を生み出した。『ひとつ』になりたという誘惑と、個々におのれの戦略を模索したいという欲求の間で常に揺れているという戦略だ。」

集団と、その中の個人の在りかたの話しな訳だが、単なる出来そこないのホラーになってしまっているとこが惜しい。タイトルのようなステキな話なら良かったのにね。

2011年8月13日 (土)

通勤電車で読んでる本51

コムニチハ。
毎日暑いなぁ。こう暑いとみんな節電なんかどこ吹く風でガンガンクーラー入れてると思うんだけど、大規模停電とか全然話しに出てこないのは、実は電気は十分余ってるんじゃないか、それとも地デジ難民のおれが世の中から取り残されているだけなのか、とか思ってしまう今日この頃、如何お過ごしですか?

こう暑いとろくに釣りにも行かないのですっかり放置してしまったが、いくら暑くても会社には行かんといかんので、相変わらず電車では本を読んでいる。

20110813_01

「DARK」桐野 夏生
“「私の中の何かが死んだ」出所を心待ちにしていた男が四年前に獄中自殺していた。何も知らされなかった村野ミロは探偵を辞め、事実を秘匿していた義父を殺しにいく。隣人のホモセクシャルの親友。義父の盲目の内妻。幼い頃から知っている老ヤクザ。周囲に災厄をまき散らすミロを誰もが命懸けで追い始めた。
「朴美愛」偽造パスポートを手に入れたミロは海峡を越え韓国に渡る。偽ブランド品を手がける現地の男と即座に愛人契約を結ぶが、彼は自分の身代わりとなって撃たれ下半身の自由を失ってしまう。深い愛情で結びついた二人は復讐を決意した。覚醒剤、レイプ、殺人。善悪を超えて世界を圧倒する壮絶な魂の遍歴。 ”

ブックオフで見つけて買ってきた。桐野夏生は名前くらいは知ってたレベルで、どんな本書く人なのかも知らずに買ってきた。ほぼジャケ買い。
それはそれは救いようの無い暗い話を書く人らしい、と知ったのは、読み始めて暫く経った頃。そして読み終わった後に知ったんだけど、この話はミロシリーズと呼ばれるシリーズの一環らしい。

物語は、日本と韓国を舞台にした追っかけっこみたいなもん?その登場人物が最初は普通っぽいんだけど、愛する人の死や裏切りをきっかけにどんどん狂っていく。追われる村野ミロは、最初は40歳になったら死ぬつもりで、義父を殺しに行くが、最後は愛する男がムショから出てくるのを子供と一緒に待ちながら生きる道を選ぶ、その男ってのは義父を殺した後に逃亡する為のパスポートを頼んだ怪しい奴だったり、その子供はレイプされた時にできちゃった子供だったり、その父親はレイプされた時にその場でミロが殺してたりと、まぁ普通じゃないシチュエーション盛りだくさんの話だった。

そんな話が上下巻通して延々続くとさすがに読んでる方も暗くなってくるが、なぜか最後まで読んでしまった。

でもってこの本の次に買ったのが、買ってから気が付いたんだけど、それもどうかと思うが、桐野夏生が書いた「メタボラ」っていう本だった。こっちは「DARK」より全然面白かったかな。暗いけど。そっちはまた今度な。

2011年7月31日 (日)

通勤電車で読んでる本50

コムニチハ。
読み終わった本が沢山あって紹介が追いついてないんだが。
印象に残ったやつだけでも少しずつ紹介していこうと思う。/p>

20110731_01_2 「八日目の蝉」角田光代

逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そしてその後のふたりに光はきざすのか。
心ゆさぶるラストまで息もつがせぬ傑作長編。
第二回中央公論文芸賞受賞作。

もともとは2005年11月から翌年7月まで「読売新聞」の夕刊に連載されていたらしい。
そして2010年にNHKでドラマ化もされていたらしい。
そして今年の年4月には永作博美、井上真央出演で映画化されたらしい。

第1章は不倫相手の乳幼児を誘拐して、3年半も逃亡生活を続けた女の話。そして第2章は、成長したその子の視点で、母親の愛、本当の自分を探す様が、誘拐事件のあらましとともに語られている。

感動したという感想を目にする事が多いが、おれはどうもいまひとつだったなぁ。
「愛する人の子供を誘拐して育てる女」、そして「誘拐犯だとしらずに母と慕う子供」。世間から逃げながらも、本当の親子のように暮らす二人には確かに幸せな時間が流れていたが、事件発覚後、本当の親元へ返された子供は事実を知って苦悩しながら生きていく。

この子供は、母親になりたかった願望をかなえる為に、女に利用されたお陰で、本当の親子愛ってのがようわからなくなってしまったわけだ。そもそも自分の本当の子供じゃないのに、愛する人の子供だからって誘拐までして育てるって。それによって愛する人は子供失って悲しんでるのに?

この話のどこに感動したらイイのかわからなかったなぁ。
読みが浅いのだろうか。

若干「悪人」と同じ匂いを感じたが、おれは「悪人」の方がずっと好きかな。
たぶんここの好みは男女ではっきり分かれるんだと思う。

2011年7月20日 (水)

通勤電車で呼んでる本49

コムバンワ。

本ブログなのに全然本を紹介しないじゃないか!というクレームがきたので(ウソ)、本を紹介したいと思う。

計画停電という言葉が聞かれなくなって久しいが、相変わらず電車通勤しているのでそれなりに本は読んでるんだ。

20110720_01「ブルータワー」石田衣良

悪性の脳腫瘍で、死を宣告された男が200年後の世界に意識だけスリップした。地表は殺人ウイルスが蔓延し、人々は高さ2キロメートルの塔に閉じこめられ、完璧な階層社会を形成している未来へ。

「…この物語は平凡な一人の男が、天を衝く塔を崩壊から救う。『ブルータワー』へようこそ! 夢みる力が決して失われる事のない世界へ」(著者の言葉)

石田衣良の唯一といってもいいSF作品。

200年後の世界に意識が飛んだ主人公が見た世界は、人々が、遺伝子改造された黄魔というインフルエンザ・ウィルスの恐怖に怯えながら、新宿にある高さ2Kmに及ぶブルータワーという塔で暮らす世界。この塔がカースト制度みたくなってて、身分、地位の高いものは上層階で高度に文化的な生活を営み、階が下がるに従い、地位も身分も生活水準も低くなるという階級差の厳しい世界。
そんな世界を、主人公が階級差を無くした平等な世界へ導く、というお話。

現代の世界と200年後の世界が微妙にシンクロしてたり、現代の世界から未来を変える、みたいなまぁ典型的なSFコミックみたい。
石田衣良の作品、として読んだら、辛い採点をする人も居るかもだけど、単純に話としてとても面白くて楽しかったよ。
ただ最後はちょっとハッピーエンドに収まり過ぎてる感がある。
911に触発されて書き始めたらしいんだけど、何か熱いメッセージを感じたかったのは事実かな。

てな感じ。おしまい。

2011年5月28日 (土)

通勤電車で読んでる本48

コムバンワ。
なんだか台風がきてるらしい。明日は大荒れの天気だろうか。
最近釣り熱が高まってる相方が、大荒れでもとにかく行くと言って聞かないので釣りに行くんだけど、どうなることやら。うちら二人で釣りする時ってなんだか天気荒れてんだよな。
如何お過ごしですか?

20110528_01「ダイイングアイ」東野圭吾

誰もが少しずつ嘘をつき、誰かを陥れようとしている。
記憶を一部喪失した雨村慎介は、自分が交通事故を起こした過去を知らされる。なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。
事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める……。

図らずも東野圭吾2連荘となってしまった。特に当ても無く本屋行ってなんか無いかな?って見てると平積みされた中から選んじゃうからどうしてもメジャーどころになっちゃうんだな。

で、この話は東野圭吾にしてはホラー的要素が強い。東野圭吾の論理的なとこが好きな人にはイマイチかも。話としては面白かったけどね。

だが特別何も残らないので、こうやって何か書こうと思っても何も出てこない。
(´・ω・`)
東野圭吾っぽくないなぁという評価は多いかもしれないけど、それでも話としては面白くて一気に読めちゃう作品になってるあたり、やっぱ東野圭吾って凄いと思う。

ま、暇つぶしにはイイかもね。

明日は雨はイイけど、大荒れで釣りにならない、みたいのはカンベンして欲しいな。
寝る。グゥ。

2011年5月15日 (日)

通勤電車で読んでる本47

コムバンワ。
ちょっと前まで寒い寒いなんて言ってたのにもう暑くなって来た。今年は地震もあって春を感じてる場合じゃなかったな。
如何お過ごしですか?

節電の為に照明が消されて真っ暗になったりする小田急線だが、そんな中で最近読んでた本がコチラ。

20110515_01「流星の絆」東野圭吾

何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。

この話もず~っと前にドラマになっていた気がする。そしておれは第1話の前半30分位だけ見たような気がする。なんかそんなの多いな。

ドラマ化されるだけあって(?)なかなか面白かった。流星群を見る為に親の目を盗んで深夜に家を抜け出した3人兄弟が、家に帰ってみると両親が殺されていた。真犯人を捜し続けた3兄弟が14年後に復讐に出る。という話だが、頭のイイ長男の指示の元で詐欺を働きながら生きる3兄弟の14年間、は白夜行や幻夜にも通ずるものがあって、おれ的にはこの間の話がなかなか面白かったね。

兄弟で助け合いながら生きてる知り合いはおれには居ない。おれも3人兄弟で、ちなみにおれは末っ子だけど、うちの兄弟も基本バラバラだね。この話みたいに、幼くして両親を亡くしている、とかでないと、兄弟間の絆ってのは生まれないのかもね。もしくは誰も地元を出る事無く、同じ地域で暮らし続けてるとか?

そんな、兄弟間の繋がりを考えさせられる話だったね。今度姉貴や兄貴に会うのはいつになるんだろうか。

寝る。グゥ。

2011年4月 9日 (土)

通勤電車で読んでる本46

コムニチハ。
桜も咲いて春らしくなってきた。

春という季節に、何か始めよう!とかフレッシュな気持ちにならなくなって久しい。恐らく年を取るほどその傾向は強いと思われる。

春と言えば新入生、新入社員の季節。先日は新1年生が上級生と一緒に集団通学してた。初登校の日だったらしく、集合場所に1年生の子供を連れて来るお母さんの方が緊張気味だったけどね。

そんなお母さんもおれより遥かに年下。
如何お過ごしですか?

20110409_01「シューカツ!」石田 衣良

大学3年生の水越千晴は学内の仲間と「シューカツプロジェクトチーム」を結成。目標は最難関マスコミ全員合格!クールなリーダー、美貌の準ミスキャンパス、理論派メガネ男子、体育会柔道部、テニスサークル副部長、ぽっちゃり型の女性誌編集志望と個性豊かなメンバーの、闘いと挫折と恋の行方。直球の青春小説。

おれはまともにシューカツというものをしたことが無い。
新卒で就職しなかったからなんだけど。ってか大学行ってないし。
大学まで通う所謂一般的な人々は、早ければ幼稚園?から始まる試験の為の人生が、入社試験でとりあえずは終わるのだろう。それまでの人生の集大成ともなる何ヶ月かのシューカツでその後の人生が決まってしまうらしい。

大学卒業して新卒で就職しようって人には、やはり就職した会社で定年まで働き続けると言う意思が強いんだろうか。おれにはその感覚は全くわからないんだけど。
だって入った会社で何があるか分かんないし。(*´・∀・)(・∀・`*) ネー

そういう意思が強いから、シューカツにやっきになるんだろうなぁ。まぁ一生安定した収入をって考えたらそうなるのかもしれないけど。そもそも会社が日本が世界が地球がどうなるか分かったもんじゃないのに、なんでそんなに先の事まで心配するかな。
あ、なんか時事ネタに絡んでる?買い溜めしたり放射能に怯える連中と一緒?

ちなにみおれは24の時、それまでバンドやりながらバイトしてた会社から声が掛かって社員になって、それが初めての就職。30くらいでこの業種先が無いって思って辞めて、自分の中で次の仕事を決めて半年くらい勉強した後その業種に就職。今思えばこの時が唯一のシューカツだろうか?その後は同じ業種の中で声をかけられて会社変わったりして今に至っている。

決められたレールに乗せられたまま歩む人生が良かったのか、臨機応変と言うと聞こえはイイけど、やりたいようにやってきた人生が良かったのか、その答えはおれが死ぬときにしか出ないんでない?

なんか全然本の事書いてないや!( ̄□ ̄;)!!

まぁたまにはこんな事もあるさ。( ̄ー ̄)フッ

2011年3月30日 (水)

通勤電車で読んでる本45

コムバンワ。
放射能怖いっすねぇ。
と言ってもおれは日に日に憔悴していく枝野官房長官の顔の方がホラー映画見てるみたいで怖いけどね。

「どうなるんだろう?」「どうしよう?」「大丈夫かなぁ?」と電話してきた友人におれは、「なるようにしかならん」としか言わなかったが、それはおれの本心。ひょっとして不安で慰めて欲しかったのかな?イイおっさんなんだけど。

そんな今日この頃、如何お過ごしですか?

電車の方もやっとこさっとこ混乱が収まりつつあるようで、なんとか本を読める位にはなってきた。
という訳で、震災後初の電車本はコチラ。

20110330_01_2 「ルームメイト」今邑 彩

私は彼女の事を何も知らなかったのか…?大学へ通うために上京してきた春海は、京都からきた麗子と出逢う。お互いを干渉しない約束で始めた共同生活は快適だったが、麗子はやがて失踪、跡を追ううち、彼女の二重、三重生活を知る。彼女は名前、化粧、嗜好までも替えていた。茫然とする春海の前に既に死体となったルームメイトが…。

文庫本の帯に、「ミステリー好きはぜひ! ミエミエな展開だなあと思っていたら、 意外な方向に話は進んで、いやあ まんまと騙されました。」と書いてあって、この作家さんも全然知らなかったんだけど、面白そうだから読んでみた。

ミエミエな展開からの意外な方向、とあるが、その意外な方向もミエミエなのよねぇ。結論から言うとあんまり面白くなかった。そんな本紹介するなとか言われそうだけど、通勤電車で読んじゃったものは仕方ない。

やっぱミステリーとかで多重人格とかやっちゃダメだよな。なんでもアリになっちゃう。あ、ネタバレ?
最後に「この先は後味が非常に悪いので、ここで読み終えて頂いても結構です」と書かれた後でエピローグがあるんだけど、その内容も「べつにぃ」って感じ。ここにもっと衝撃があったら良かったかもね。

放射能も最後に衝撃が来るかもよ。
実際は衝撃続きだからもうイイけど。

てな感じで、寝る。グゥ。

2011年3月18日 (金)

通勤電車で読んでる本44

コムバンワ。
いろんなゴタゴタで春になるの忘れてね?と思っちゃうような寒の戻りの今日この頃、如何お過ごしですか?

でも週末はあったかいみたいだよ。

最近電車が乗るのも大変みたいな毎日が続いてたので、本なんか読めるわけ無いんだけど、今日はちょっと前に読み終えてたコチラ。

20110318_01_2 「パラドックス13」 東野圭吾

運命の13秒。人々はどこへ消えたのか?
13時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか13人。なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲った“P-13 現象”とは何か。生き延びていくために、今、この世界の数学的矛盾(パラドックス)を読み解かなければならない! 張りめぐらされた壮大なトリック。論理と倫理の狭間でくり広げられる、究極の人間ドラマ。“奇跡”のラストまで1秒も目が離せない、東野圭吾エンターテインメントの最高傑作!!

この本はねぇシロミババァが貸してくれたんだ。
流石ハズさないシロミババァ。かなり面白かったよ。

残された13人が廃墟と化した東京で生き延びていくっていう、なんだか震災を彷彿させる内容だっただけに、例の地震の時はちょっと怖かったな。

地位も名誉もない、法律も秩序もない。殺人、自殺は悪なのか?それまでの世の中で正しいとされている価値観は揺らいで、善悪の概念から再構築する必要がある。そんな世界で生きていく13人。

もうホントに夢も希望も無い世界で、生きている意味が有るのか?って中でも生き延びようとした者だけが、最終的には未来を掴んで生き続ける事が出来た。あんまり書くとネタバレになるけど。

どんな状況でも、希望を捨てちゃいけない、諦めずに生き続けるんだ。っていう、なんだか今の現実を彷彿とさせる内容だった。
あの異世界を経験して元の世界に戻った人達は、きっとそれまでより強く、優しく、有意義に生きていける事だろう。

寝る。グゥ。

2011年3月10日 (木)

通勤電車で読んでる本43

コムバンワ。
だんだん春っぽくなってきたな。そろそろ桜咲くんじゃね?
如何お過ごしですか?

先日うちの相方がベリーダンスのイベントに行ったんだけど、なんでもそこで踊ってたベリーダンサーのプラハさんという人はシロミババァの友達らしい。それでそのイベント主催した人がヤプーさんの友達らしい。それでシロミババァもヤプーさんも来ていたらしい。らしいというのはおれは行けなかったから。
そんな事はどうでもよくて、その日にシロミババァが貸してくれた3冊のうちの2冊が今日紹介する本。

20110310_01

「サウスバウンド」(上下) 奥田 英朗

“小学校六年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても「変わってる」と言う。父が会社員だったことはない。物心ついたときからたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、ほかの家はそうではないらしいことを知った。父はどうやら国が嫌いらしい。むかし、過激派とかいうのをやっていて、税金なんか払わない、無理して学校に行く必要などないとかよく言っている。家族でどこかの南の島に移住する計画を立てているようなのだが…。型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、長編大傑作。 ”

どうやら2007年に映画になってたらしいが、おれにはさっぱり記憶にない。
それはそれでイイんだけど、かなり面白かった。シロミババァは何気に外さないな。アリガトウ。

上巻は都内で暮らす小学生の暮らしぶりが書かれていて、これがまた共感するところが多い。毎日家でゴロゴロしてる父に失望したり、姉が不倫してたり、女湯覗きに行ったり。あ、別におれの小学生ライフがそうだったって言ってんじゃないよ。

下巻は舞台が沖縄になって、島にホテルを建てようとする企業に立ち向かう父の姿が、小学生の視点で書かれていて、これがまた面白い。この父ってのが実は元過激派で、その筋ではかなり有名だったんだけど、一見破天荒で我がままにしか見えない父が、実は人間として至極当たり前な主張をしていて、そして一人大企業と戦っている姿を見て、父を尊敬し憧れていく少年。

都会で暮らしている時は、父のようにだけはなりたくないって言っていた少年が、沖縄で暮らし、戦う父を見るうちに、父のようになりたいと思い始めるその様に、ところどころ涙しそうになった。

上下巻だから、下巻は少年が大人になった話しかなって思ったらそうではなく、かっこいい父親と、沖縄で家族が一つに纏まっていく様が書かれていた。
もし続きがあるなら、父を憧れるようになったこの少年が大人になったところを見てみたいな。

やっぱり沖縄ってイイよなぁ。ここに書かれている沖縄がホントかどうかわかんないけど、ホントにお金なんか無くても暮らしていけそうだ。暮らしていけそうってのは、人として余計な事、贅沢とかそういう事を無しにしてって事だけどね。
いつか沖縄に永住したいなぁ。

寝る。グゥ。

2011年2月24日 (木)

通勤電車で読んでる本42

コムバンワ。
ちょっとずつだけど春めいてきた。

おととい会社のコーヒーメーカーのポットを落として割った。
きのうはPCの外付けハードディスクが壊れてデータもパー。
今日は何が壊れるのか、腕の一本でも折ってしまうのかとヒヤヒヤしてたら何事も無く終わった。
(-。-;), ホッ。

でも今週はあと一日あるので油断できない。そもそも今日を金曜日と勘違いしてて、明日休みだと思ってたら木曜日だったと気が付いて落ち込んでる時点で怪しい。

そんな今日この頃、如何お過ごしですか?

20110224_01_2「デフレの正体」藻谷浩介

“「生産性の上昇で成長維持」という、マクロ論者の掛け声ほど愚かに聞こえるものはない。日本最大の問題は「二千年に一度の人口の波」だ。「景気さえ良くなれば大丈夫」という妄想が日本をダメにした。これが新常識、日本経済の真実。”

久しぶりに小説じゃない本を読んだ。うちの相方が読んで、「私の考えは正しかった」とか納得してたんで読んでみたんだが。。。

「経済を動かしているのは、景気の波ではなくて人口の波、つまり生産年齢人口=現役世代の数の増減だ。」あとがきに書いてあるが、この本の要旨を一言で言うとそういう事。
つまり団塊の世代が物を消費する現役から引退した事によって、世の中からあらゆる物が余り始めてるってことかな。だから物も売れなきゃサービスも売れない。イコール不景気。って。

言われてみれば確かにそうだよな。人口、と言ってイイかと思うけど、買う人が少なくなったら、同じように物やサービスを供給してたら余って売れなくなるのは当たり前。
でも世界にはジジババばっかの国が他にも有るしなぁ…。そんな国が日本みたいな長期デフレに陥っているかと言うとそうでも無いらしい。らしいだよ。らしい。おれ基本そんな事知らない人だからネ。

まぁかなり賛否両論ある本みたいだけど、読んでみてもイイかもね。
ちなみに俺はいま一つ理解できなかったが為に、2回続けて読んだけどね。
慣れない事はするもんじゃないな。また物ブッ壊しちゃうよ。

ただおれがこの本を読んで思ったのは、釣りでも何でもイイんだけど、趣味にお金使える年代って決まってるよなって事。やっぱり自分で働いてて、そこそこ稼げるようになって、自由に使えるお金も増えて、って言うとやっぱり30代半ば位からじゃないかな。
まさにこの本で言うところの生産年齢人口ですよ。

ショップとかで話してると、若い子が居ない、次の世代が入ってこない、とか耳にするけど、若い子が居ない訳じゃない。彼らはまだお金を使えないんだと思う。
じゃあ彼らがお金を使えるようになった時にお金を沢山使って貰うには、今の彼らでも買える様な商品を供給する事が大事じゃないだろうか。それは決して安いってだけじゃダメだと思うけど。

なんか真面目な事書いてない?なんか最近釣りって敷居高いよなぁ、って思ってたからかな。

思いっきり話が逸れた。「デフレの正体」で検索して着ちゃった人ご愁傷様です。

寝る。グゥ。

2011年2月 2日 (水)

通勤電車で読んでる本41

コムバンワ。
帰り道が寒くて死にそうです。相模大野って絶対寒い。「絶対都内より寒いんだって。電車下りるとビックリするんだよ。」って言ったらサラッと「当たり前じゃん」って言われた。
如何お過ごしですか?

(*´・∀・) (・∀・`*)

20110202_01_2

「池袋ウェストゲートパーク」石田衣良

最近は石田衣良のこればっか読んでいる。みんな知っていると思うが、シリーズ物で沢山出ている。
石田衣良を知るには「池袋ウェストゲートパーク」シリーズを読まなきゃダメだろうって思って、ブックオフに行って探したら、1~4まで纏めて買えたんだ。で、1から読み始めて今は4。

(*´・∀・) (・∀・`*)

おれの中で石田衣良はいまひとつよくわからなかったのだが、このシリーズを読んで見方が変わったね。とっても面白い。
話としては、池袋のストリートに生きる若者達の話なんだけど、その若者達ってのが、どうしようもない落ちこぼれだったり、進学、就職できずにグレちゃった、みたいな、やりたくてギャングやってる訳じゃないという、所謂「負け組」?なんだな。でも自分達の街を愛していて、トラブルを解決して街を守ろうと協力し合う。
言ってみれば、見た目は汚いが美しい友情愛情がそこには有って、それがたまに「んなことねぇだろ」とツッコミたくもなるが、とにかく話は面白い。

(*´・∀・) (・∀・`*)

そういえば何年か前にテレビドラマにもなってたっけ。程良い長さの短編で、サクサク読めるし。通勤電車にはもってこいだな。
4以降も沢山出てるから、これから楽しみだ。そろそろブックオフに古本漁りに行かなきゃだな。

(*´・∀・) (・∀・`*)

てな感じで、寝る。グゥ。

2011年1月24日 (月)

通勤電車で読んでる本40

コムバンワ。
最近トイカメラみたいな画像が獲れるスマホのアプリが面白い。
如何お過ごしですか?

20110124_01

「宗教が往く」(上下) 松尾スズキ

“巨頭の少年フクスケは15歳にして生家を追われ、未知の大都会東京へと旅立つ。そこで出会った男のいざこざに巻き込まれ、伝染病が蔓延する中、死体の供養をしながら混乱と衰退と過剰が支配する日常を過ごしていた。そして、25歳になったフクスケは『劇団大人サイズ』を結成する…。
フクスケが『劇団大人サイズ』の作家になって3年。動員数も飛躍的に伸び、劇団は規模を拡大。全てが好転しているように見えた。しかし、フクスケは2つめの純愛を見つけてしまい、伝染病が世界を覆い尽くす中、劇団は宗教を始める。そして、カタストロフィに向かう物語は著者の現実と連鎖していく…。 ”

ほぼジャケ買いしたこの上下巻。松尾スズキという名前ももちろん知らない。
どうやら作家であり演出家であり俳優であり、劇団「大人計画」を作った人らしい。「大人計画」は俺も耳にした事があるよ。

上下巻で長くて読み応えあるけど、かなり面白かった。
第一になかなか本編が始まらない。著者自身が、三人称で書かれた小説に対する違和感を表明し、著者自身について知って貰う事が大切、と、自身の恋愛経験を語りだす。このノンフィクション部分がかなり面白い。そして本編にも何気にリンクしてくる。

主人公フクスケの波乱万丈な人生の話なんだけど、話がいろんな方向に飛ぶ。そのエピソードがまた面白く、やたら多いそれらのエピソードは、ちゃんと伏線として最後に終結する。

話の世界観は、劇団やってる人が書いてるっぽいっつうか、下北沢っぽいっつうか、サブカルチャーっぽいつうか。アノ世界って俺は結構苦手で、今までもあんま手出してないんだよね。
でもこの話はなかなか入り込んで読めたな。

ドタバタエンターテイメント大作でありながらちゃんと愛を語ってる。
面白い。

2011年1月10日 (月)

2010年 通勤電車で読んでた本

コムバンワ。
何気にオイラが紹介する本のコーナーを楽しみにしてる人が居たりして。たまに外してますけどスイマセン。
そんな、一部のマニアックなファンに贈るべく、オイラが2010年に、雨の日も風の日も、寝坊した日も、朝っぱらから直行で客先の打ち合わせに駆り出された日も、はたまた人身事故で電車が止まった日も、通勤電車で読んでいた本の数々を纏めて紹介したいと思う。
長いぞぉ~。

「お前この連休よっぽどヒマだろ」というツッコミは無しで。これも一部のマニアックなファンの皆様の為なのだ。

2010books_1「ラヴ・クラフト全集1」ラヴ・クラフト

2010books_2「死神の精度」伊坂幸太郎

2010books_3「ラヴ・クラフト全集2」ラヴ・クラフト

2010books_4「ラヴ・クラフト全集3」ラヴ・クラフト

2010books_5「ラヴ・クラフト全集4」ラヴ・クラフト

2010books_6「ラヴ・クラフト全集5」ラヴ・クラフト

2010books_7「ラヴ・クラフト全集6」ラヴ・クラフト

2010books_8「ラヴ・クラフト全集7」ラヴ・クラフト

2010books_9「眠れなくなる宇宙の話」佐藤勝彦

2010books_10「高慢と偏見とゾンビ」ジェイン・オースティン

2010books_11「超訳 ニーチェの言葉」白取春彦(翻訳)

2010books_12「骸の爪」道夫秀介

2010books_13「背の眼」(上下)道夫秀介

2010books_14「向日葵の咲かない夏」道夫秀介

2010books_15「シャドウ」道夫秀介

2010books_16「グラスホッパー」伊坂幸太郎

2010books_17「永遠の0」百田尚樹

2010books_18「告白」湊かなえ

2010books_19「幸せになりたい」乃南アサ

2010books_20「砂漠」伊坂幸太郎

2010books_21「ボックス」(上下)百田尚樹

2010books_22「美丘」石田衣良

2010books_23「5年3組リョウタ組」石田衣良

2010books_24「ブラックペアン1988」(上下)海道尊

2010books_25「チルドレン」伊坂幸太郎

2010books_45「魔王」伊坂幸太郎

2010books_43「魔界の塔」山田悠介

2010books_26「星を継ぐもの」ジェイムズ・P・ホーガン

2010books_27「P2」(上下)ルイス・ミゲル ローシャ

2010books_28「悪人」(上下)吉田 修一

2010books_29「夜明けの街で」東野圭吾

2010books_44「卒業」東野圭吾

2010books_30「ユニット」佐々木譲

2010books_31「激流」(上下)柴田よしき

2010books_32「白夜行」東野圭吾

2010books_33「幻夜」東野圭吾

2010books_34「リバース」石田衣良

2010books_35「北の狩人」(上下)大沢在昌

2010books_42「砂の狩人」(上下)大沢在昌

2010books_36「悼む人」天童荒太

2010books_37「輝く夜」百田尚樹

2010books_38「白銀ジャック」東野圭吾

2010books_39「静人日記」天童荒太

2010books_40「私を離さないで」カズオ・イシグロ

2010books_41「秘密」東野圭吾

以上全45作品。
ひょとしたら忘れてるのもあるかもだけど。よく読んだもんだなぁ。

で、こんだけ一杯あると、当然置いておくのに場所とる訳で。いらないのは売ってしまおうと思っているのだが、どうせ安いので、欲しい人が居たらあげようと思う。既に処分しちゃったのや、取っておきたいのも有るから全部じゃないんだけど、タイトルの後ろにが付いてるやつは、欲しい人が居たら送料こっちもちで送ってあげる。
コメントでもメールでもイイから連絡してちょ。

疲れた。寝る。グゥ。

2011年1月 5日 (水)

通勤電車で読んでる本39

コムバンワ。
今日から仕事だったよ。
ダリィなぁ、と思いながら家を出る。
いつもの様に本を読む。
考えてみたら1週間近く本呼んでないや。内容忘れてないかなとか思ったらちゃんと覚えてる。
出社したらお正月休みが無かったかのように普段の自分に戻っていた。
如何お過ごしですか?

20110105_01「夜の桃」 石田 衣良
“お願いします、年上の男の人じゃなきゃ、だめなんです。

数億円のローンを組んだ家、高性能なドイツの車、イタリア製のスーツ、スイス製の機械式腕時計、広告代理店勤務の可愛い愛人……すべては玩具にすぎなかった。幸福にも空虚な日々に流される男が出会った、少女のような女。その隠された過去を知り、男は地獄のような恋に堕ちた。東京のニュー・バブルの中で、上下にちぎれていく格差社会に楔を打ち込む、性愛。デビュー10周年の著者が挑む、渾身の恋愛長編。 ”

「夜の桃」ってタイトルからもエロちっくな雰囲気がむんむんだけど。
大半を占める官能小説ばりの性描写は途中からどうでもよくなった。
後半の不倫がバレて成功者が奈落の底へ落ちて行く様は面白かった。やっぱり人の不幸は蜜の味って事かしら?

読んだ後に特にコレと言って残るものが無いのは、オイラの読解能力が低いからだろうか。
石田衣良って、まだそんなに読んでないけど、評判ではこんなもんでは無い筈なんだけど。やっぱりIWGP読まないとダメかな。
(IWGPって、池袋ウェストゲートパークの事なんだゼ。知ってた?)

時間を忘れて一気に読めるので、時間潰しにはイイかもね。
寝る。グゥ。

2010年12月27日 (月)

通勤電車で読んでる本38

コムバンワ。
ヤフオクにボーイング727が出品されている
今買うならセグウェイかボーイング727だな。
如何お過ごしですか?

20101227_01「秘密」 東野 圭吾
“妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。”

広末涼子の夫のキャンドルアーティストのキャンドル・ジュンが体調不良で家から出れないらしい。キャンドルアーティストのキャンドル・ジュンって…。
そんな事は置いといて、広末涼子の主演で映画になったり、ついこの前まで深夜にドラマでやってたりしたから知ってる人も多いと思う「秘密」を読んだよ。
TAKAさんが読んだ後かなり沈むというような事を言っていたので覚悟して読んだんだけど、やっぱりこの、現実離れしてるというか、実感が沸かないというか…。それはやっぱオイラに子供も妻も居ない(あ、居た)からだろうか。

でも最後の方の、実は直子だったのではというくだりは切ないなぁ。あんま書くとネタバレになるけど。旦那の平介の気持ちばかりがクローズアップされて話が進むけど、最後に一番辛いのは直子だったんだって思うね。

映画やドラマはどんくらいヒットしたのか知らないけど、コレは映像で見るのシンドそうだ。一人二役とか、見てて笑っちゃうじゃん?本で読むのがイイと思うよ。

てな感じで、寝る。グゥ。

2010年12月20日 (月)

通勤電車で読んでる本37

コムバンワ。
いよいよ今年も残り少なくなってきました。
如何お過ごしですか?

20101220_01「わたしを離さないで」 カズオ イシグロ
“現在31歳のキャシーは、イギリスの美しい田園地方ヘールシャムの私立学校で、子ども時代を過ごした。そこでは子どもたちは外界から保護され、自分たちは特別な子どもで、自分たちの幸せは自身だけでなく、やがて一員となる社会にも、非常に重要だと教えられていた。キャシーはこの牧歌的な過去とはずいぶん昔に決別したが、ヘールシャム時代の友人二人と再会して、記憶に身をまかせることにする。”

ネタバレになるのでストーリー的な事は書かないけど。コレまた考えさせられる重い話だったなぁ。

この本はシロミババァが薦めてくれたんだ。
なんかまたマイナーな本薦めるなぁと思ってツタヤに行ったら平積みされとるやんけ。
朝日新聞のなんちゃらで選出された上に映画化もされるらしい。
ちなみにカズオイシグロって日本人の名前だけど、長崎県出身のイギリス人らしい。だから話も翻訳されたもの。映画化もあっちでされる。

外界から保護されて育った子供達。自分達は社会にとって何者なのか。徐々に現実を知り、その真実と対峙していく様が、主人公の回顧録として書かれている。

人は必要悪から目をそらそうとする。臭い物にフタをしようとする。
今の自分の人生も、誰かの犠牲の上に成り立っているのかもしれない。
と、なんか最近本読むと真面目な事を考えてしまう。

今年もあと僅かだ。年々一年が短くなっていく。
それは残された年数における一年の割合が、だんだん大きくなっていくからだ。

今年嬉しかった事は、Twitterを始めて色々な方と出会えたこと。
ショックだったのは、元夫が麻木久仁子さんと不倫をしていた事がわかったこと。

寝る。グゥ。

2010年12月 8日 (水)

通勤電車で読んでる本36

コムバンワ。
15年近く使ってたお財布の小銭入れのチャックが壊れてどっちに引いても開きっぱなしです。
新しいお財布が欲しいよぅ。
如何お過ごしですか?

20101208_01「静人日記」天童 荒太
“新聞の死亡記事を見て、亡くなった人を亡くなった場所で「悼む」ために、全国を放浪する坂築(さかつき)静人。死者の周辺の人々から疎んじられ、罵声を浴びせられることもあるが、時にはあなたの行為で救われたと、感謝されることもある――。さまざまな死者と生者との出会いと別れを繰り返す静人。その終わりなき旅の日々が、端整な筆致で記されていく。”

最近本ネタ多いなぁ。
どうでもイイけどさっきGoogleで「静人日記」で検索したらこのブログが2位になってた。特設サイトより上じゃんか。天童さんスイマセン。

「悼む人」と同じくこっちも表紙が怖いよぅ。
放浪の旅を続けながら見知らぬ人の死を悼み続ける坂築静人が、その旅の中で綴った日記、という体裁のこの本。だから小説とはちょっと違う。
「悼む人」では静人の内面的な部分はあまり描かれてなく、この人は旅を続けながら何を思うのか、という疑問が沸いてきた。この日記を読むと、静人の心の内がわかる。
「赤の他人をそこまで悼み、覚えておく事なんてそうそうできないでしょう」と思うが、その通りのようで、純粋な気持ちで悼めなかった事への自責の念なども書かれている。

亡くなった人の地を訪れて、故人についての話を聞き、誰に愛され、愛し、感謝されたか、を覚えておこうとするのはいいが、それは同時に残された人達が悲しみに暮れる姿をまのあたりにする訳で、そんなのが毎日続く。
とても俺には静人の真似は出来ないな。俺は人が悲しんでる姿は見たくないよ。楽しんでたり幸せそうな姿の方がイイ。怒ってるとこもイヤ。
自分はムカつくとすぐ辛辣な事言っちゃったりするくせにね。

やはり「悼む人」とセットで読むのが良いと思う。逆に読んでないと入っていけないかな。
「悼む人」→「静人日記」と読んだらかなりのボリュームだけど、このお正月休みにアナタも如何?
正月早々沈むこと間違い無し!

寝る。グゥ。

2010年12月 6日 (月)

通勤電車で読んでる本35

コムバンワ。
いよいよ寒気がやってきて本格的な冬になるっぽいっすよ。
如何お過ごしですか?

20101206_01「白銀ジャック」東野 圭吾
“「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。”

この本はねぇ、先日の53UPの時にヒサシ君が貸してくれたんだ。
ヒサシ君的にはイマイチという事だったけど、まぁそこそこ面白かったかな。映像化を想定して書かれたような感じがするけど、のっけから映画化とかの予定があんのかな?
タイトルから想像付くように、スキー場を舞台にしたお話。「私をスキーに連れてって」って何年前だ?ユーミンも広瀬香美も懐かしいなぁ。スノボブームも今は昔。スキー場は最近経営不振に陥っているらしいのですよ。
東野圭吾は自身もスノボやるんだって。で、業界活性化の為にこの小説を書くことにしたらしいよ。まぁ確かに映画化でもされてヒットしたら、それなりに業界は活性化するかもね。

ちなみにオイラはスキーはこれまでの人生で1回しかやったことないし、スノボは一度もやった事ない。所謂ウィンタースポーツという物に縁がないんだよね。
寒いのが苦手ではないのは、冬に釣り行きまくるオイラの姿を見ればわかるかと思うが、なんせスキー場までアクセス悪いし、遠いしチェーン巻いたりするし、で、さっぱりやる気になれんのよね。
まぁ合宿でもしてある程度上手くなれば好きになるのかもしれんけど。この年になったらまぁそんな事はせんだろうな。
あ、でも東野圭吾は40過ぎてからスノボ始めたんだって。そのスノボに熱中する日々を綴った本も出てるよ。かなりのめり込んだらしい。

まぁそんな事はイイとして、単純にエンターテインメント作品として楽しめるんでなかろうか。
次の本はあの重たいシリーズ続編。「静人日記」の予定。

2010年12月 1日 (水)

通勤電車で読んでる本34

コムニチハ。
もう12月だよ。毎年言ってるけど1年って早いなぁ。

12月といえばクリスマス。まぁ我が家にはカンケーないけどね。
だからって訳で無いけど、重たい本を読んだ反動でこんなのを読んでみる。
まさかの本ネタ2連発。

20101201_01「輝く夜」百田尚樹
ある一夜、5人に起こった5つの奇蹟。  クリスマスイブに長年勤めた会社を解雇された恵子。なけなしのお金を人にあげてしまうほどのお人好し。その彼女が一本の万年筆を手にしたら--。
他、5編収録。

お馴染みの百田尚樹の短編集だよ。
クリスマスイブの心温まるお話が5つ入ってる。短編集と言ってもそこは百田尚樹。しっかり感動させてくれる。
アナタ、クリスマスイブの奇跡のようなステキな思ひ出ありますか?私はナイ。

2日くらいの通勤で読めちゃったから、サラっと読むにはちょうどイイ。
でもやっぱ百田尚樹は「永遠の0」とか「ボックス」とか、大作を読んで欲しいけどね。

2010年11月30日 (火)

通勤電車で読んでる本33

20101130_01「悼む人」天童 荒太

週刊誌記者・蒔野が北海道で出会った坂築静人(さかつき・しずと)は、新聞の死亡記事を見て、亡くなった人を亡くなった場所で「悼む」ために、全国を放浪している男だった。
人を信じることが出来ない蒔野は、静人の化けの皮を剥(は)ごうと、彼の身辺を調べ始める。
やがて静人は、夫殺しの罪を償い出所したばかりの奈義倖世と出会い、2人は行動を共にする。
その頃、静人の母・巡子は末期癌を患い、静人の妹・美汐は別れた恋人の子供を身籠っていた――。

怖い彫刻の表紙からはさっぱり内容が想像できなかった。そもそも「悼む(いたむ)」って何て読むの?って感じだったんだけど。

生きる事と死ぬ事を真面目に考えさせられる感動作品だった。

主人公は亡くなった人を忘れない為に、死者を悼む旅を続ける。全く自分に関わりの無いでも、死者の居た場所を尋ねて、訳隔てなく悼む。
人はどう死ぬかより、どう生きたかが大切なんだと。人の死の重さに差は無いと。そんな作者のメッセージが伝わってくる。

でも人は忘れる事で前に進む事が出来る。悲しみを忘れる事が出来るから、新しい喜びを求めて生きる事が出来る。と思う。
「忘れる」事は人に与えられた素晴らしい機能の一つだろう。

「誰に愛され、誰を愛し、誰に感謝されたか」
主人公は、どんな死に方をした人でも、それにあてはまる点を持っていると言い、それを胸に死者を悼み、いつまでも忘れまいとする。
でも死者の事を忘れるなというのではなく、誰かに愛され、誰かを愛し、誰かに感謝されて生きよと、そんな風に感じた。

読んだときの年齢によって、この話の捉え方は変わると思う。
身近な人の一周忌が近く、今のこの年齢で読めた事はよかったと思う。
また何年か後に読んだら、捉え方も大きくは変わらないだろうけど、違った感じを受けるかもしれない。

そんな風に、何年か経ったらまた読もうかな、と思わせる話だった。

2010年11月11日 (木)

通勤電車で読んでる本32

コムバンワ。
アペック祭り盛り上がってますね。如何お過ごしですか?

まさかの本ネタ2連発。だってネタないんだもん。
(●´3`●)フン♪フン♪フフ~ン♪

20101111_01

「北の狩人」 大沢 在昌

“新宿に北の国から謎の男が現れる。獣のような野性的な肉体は、特別な訓練を積んだことを物語っていた。男は歌舞伎町で十年以上も前に潰れた暴力団のことを聞き回る。一体何を企んでいるというのか。不穏な気配を感じた新宿署の刑事・佐江は、その男をマークするのだが…。”

”ついに、北の国から来た男の正体と目的が分かった。その瞬間、新宿署の刑事だけでなく暴力団の幹部までもが息を呑んだ。「あの時の…」彼は十二年前に葬られた、ある出来事の関係者だったのだ。過去の秘密が次々に明かされていく。やがて彼は「獲物」を仕とめようと最後の賭けに出る。だがそこには予想だにしていない悲しい結末が待っていた。 ”

この本はねぇ、秋の遠足に行った時にヒサシ君が貸してくれたんだ。
ヒサシ君はいつも面白い本を薦めてくれるんだ。読んでみるとみんな面白い。
外した事ないんだ。(・ω・)bグッ

またまた上下巻ものを呼んでいる。最近長編づいてるな。
通勤電車で本読み始めた頃は長い話が嫌で、短編集とか読んでたんだけど、やっぱ読み応えのある長編はイイですな。

この話は新宿の暴力団の世界を舞台にしている。極道物って映画でも見た事無くてさっぱりなんだけど、自分でもなじみのある新宿が舞台で、実際の建物の名前とか交差点とか通りの名前なんかも出てきて楽しい。
まだ上巻を読み終えたところなんだけど、かなり一気読みできる。
主人公がハチローでお馴染みの秋田県出身。マタギのおじいちゃんに育てられたというなんだかヒーロー物アニメみたいな設定なんだけど、この主人公がなかなかイイ味出してる。周りのヤクザや新宿署の刑事、それに主人公に惹かれるキャッチのバイトしてるような女子高生も、みんなイイ味だしてんだよなぁ。

著者の大沢在昌の作品をみると、「砂の狩人」とか、「黒の狩人」とか、狩人シリーズがあるみたい。
ちなみに「砂の狩人」はヒサシ君が一緒に貸してくれたから、「北の狩人」の次は「砂の狩人」だな。

「北の狩人」は主人公が東北出身だったけど、「砂の狩人」は?
鳥取?( ̄◇ ̄;)?

てな感じで、寝る。グゥ。

2010年11月 9日 (火)

通勤電車で読んでる本31

20101109_01コムバンワ。
首都圏限界体制ですな。
会社の近くにロシア大使館が有るんだけど、ここ数日2月7日を思わせる警官隊の数。ロシア大使館とアジア大西洋経済協力が関係有るんだろうか?
如何お過ごしですか?

「白夜行」「幻夜」と大作が2冊も続いたので、ちょっと息抜きって感じで、並みの小説を読んでみる。

20101109_02「REVERSE―リバース 」石田 衣良

“どうして、わたしたちってこんなふうに話があうのかな―。千晶と秀紀は、ネット上で深く心を通わせるようになる。ただ、千晶はアキヒトとして、秀紀はキリコとして、互いに性別を偽ったまま・・・。年齢や性別といった現実な枠を取り払ったところに生まれる関係を鮮やかに描き出す、全く新しい恋愛小説。”

ネット上で性を偽るか・・・。考えた事もなかった。

まだネットなんて無かった頃から生きている私は(年寄り臭っ)、ネットは知り合いとの連絡手段という感覚から抜け出る事が出来ない。だからmix○の事はずっと出会い系サイトとだと思って近寄らなかったし、今でもネット上で継続して繋がってるのは顔も名前も知ってる人だけ。
物心付いた頃からネットが普及している人達にとっては、ネットを半分も楽しんでいないと言われそうだ。

そんな感じだもんで、ネット上で別の人格を形成するような事は考えられない。と言うか、そんな事考えるの日本人だけらしい。アメリカとかではSNSでも本名で登録して、仕事や友人関係に繋げようってするらしい。言わばリアルありきな訳で、道具としてネットを利用する。
その道具に依存しちゃうのが日本人。「ネット依存症」「携帯依存症」なんて言葉も日本にしか無いんじゃないだろうか。

なんか話が横道に逸れた感が有るが、石田衣良は気取り過ぎない有りそうな話で面白いね。
主人公もあんまかっこよくないありがちな感じがグッド。
この話は元々ネット小説みたいな形で発表されたのかな?普通の小説っぽくない書き方で、スラスラ読めて良かったよ。息抜きにはもってこいだった。

てな感じで、寝る。グゥ。

2010年11月 4日 (木)

通勤電車で読んでる本30

コムバンワ。
街行く人の装いもだんだん冬めいてまいりました今日この頃、如何お過ごしですか?

東野圭吾の大作「白夜行」を一気に読み終えた勢いで続編と言われるコチラを読み中。

20101104_01「幻夜」東野圭吾

“父の通夜の翌朝に起きた大地震後に、借金返済を強いていた伯父を殺害してしまう水原雅也。ふと気付くと、そばには見知らぬ女が…。「新海美冬」と名乗る彼女に犯行を見られたのか雅也には確信が持てない。やがて、震災が取り持つ奇妙な縁で、美冬と雅也は、まるで共存するように助け合いながら生きて行く事になるのだった。 震災後、二人は東京へと震災を忘れるかの様に希望を抱き上京する。しかし彼らの行く先々で事件と陰謀が蠢いて行くのであった。やがて、ひとりの刑事が、奇妙な偶然に気付き…。”

「白夜行」も面白かったけど、この「幻夜」も面白いなぁ。「白夜行」に負けず劣らず全780ページ!
「白夜行」と違うのは、主人公達の心理描写が中心になっているところか。
得体が知れず、冷酷な犯罪者という印象を受ける「白夜行」の亮司と違って、雅也はいたって普通の弱い人間なだけに、共感を得る部分も多い。俺的には雪穂と亮司のコンビ方が好きだけどね。

「幻夜」読むなら、絶対「白夜行」呼んでからの方がイイよ。でも一説ではその前に「風と共に去りぬ」を呼んだ方がイイらしい。俺は読んだ事ないや。

なんでもこの「幻夜」は近々ドラマになるらしいよ。美冬を演じるのは深田恭子で雅也が塚本高史だって。
この話まともにドラマにしようとしたら大河ドラマもんじゃね?

てな感じで最近通勤時間が足りないよぅ。
<( ̄口 ̄||)>!!!<(|| ̄口 ̄)>

寝る。グゥ。

2010年10月20日 (水)

通勤電車で読んでる本29

コムバンワ。
今週はなんか疲れて長く感じるなぁと思ったら日曜の夜遅くまで遊んだからだった。
如何お過ごしですか?

通勤電車ではまず座れないので眠れない。だから会社で寝る。電車で眠れないから本を読む。という訳で本ネタ。

20101020_01「白夜行」東野圭吾

“19年前(1973年)、大阪で起きた質屋殺し。何人もの容疑者が捜査線上に浮かぶが、決定的な証拠がないまま事件は迷宮入りに。被害者の息子・桐原亮司と容疑者の娘・西本雪穂は、その後別々の人生を歩んでいくかに見えた。だが、二人の周囲には不可解な凶悪犯罪が次々と起きる…。人の心を失った故の悲劇を、叙事詩的スケールで描いている。”

これはねぇ、この前ヒサシさんが貸してくれたんだ。そして東野ファンの間では有名だけど、この後に「幻夜」ってのが、公式に続編って訳ではないけど、続きがあって、それも一緒に貸してくれたんだ。
しかしこの「白夜行」も次の「幻夜」もなんだけど、とにかくツラの皮じゃなくて本がブ厚い。2冊で1650ページ!持って読んでるととっても疲れるんだ。京極夏彦もバカみたいにブ厚い文庫本があるけど、なんで上下にしないんだろうか?

ま、そんな事はおいといて、ブ厚さを感じさせない話の展開で、まだ最初の方しか読んでないんだけど、一気に読みたくなる面白さ。通勤時間だけじゃ足りないな。

なんでもこの「白夜行」ってのはドラマにもなったらしい。もう随分前みたいだけど。
しばらくはコレ読み終わらなそうなので、次の本ネタはいつになる事やら・・・。

てな感じで、寝る。グゥ。

2010年10月13日 (水)

通勤電車で読んでる本28

コムバンワ。
CROSSROAD生産終了超ショック。
如何お過ごしですか?

じゃ本ネタ。

20101013_01

「激流」上下 柴田 よしき
“京都。修学旅行でグループ行動をしていた七人の中学三年生。知恩院に向かうバスで、その中の一人の女生徒・小野寺冬葉が忽然と消息を絶った―。二十年後。三十五歳となった六人に、突然、失踪した冬葉からメールが送られてくる。「わたしを憶えていますか?」運命に導かれて再会した同級生たちに、次々と不可解な事件が襲いかかる…。 ”

この本はねぇ、もう随分前にヒサシさんが薦めてくれたんだよね。
で、その後暫く経ってから、なんだか本屋さんで平積みされてるのを見かけるようになって、何気にミーハーな俺は読みたかったんだけど、ヒサシさんが貸してくれるって言ってたから買うのもったいないなぁなんて思って我慢してたんだ。
と同時に彼の先見の明に感心しつつ。

そしたら先日秋の遠足の時にヒサシさんが持って来てくれて、晴れて読めるようになったんだけど、コレが前評判通りなかなか面白いんだよね。
まだ上巻を読み終わったトコで、文字通り通勤電車で読んでるんだけど、一気に上巻読んじゃったもんね。本屋のPOPに一気読みって書いてあったけど、まさにそんな感じだな。
これから下巻読むのが楽しみだ。

この柴田よしきって人も沢山本出してて、猫好き必読の本格推理小説 「猫探偵正太郎」シリーズなんてのもあるらしい。コレも機会が有ったら読んでみようかな。

てな感じで、寝る。グゥ。

2010年10月10日 (日)

通勤電車で読んでる本27

コムバンワ。
読書の秋って言葉は今でも有るんだろうか。秋の夜長に本読もうって事だと思うが、秋は夜が長いと思って居る人はどんくらい居るんだろう?
如何お過ごしですか?

20101009_03「ユニット」 佐々木譲
“十七歳の少年に妻を凌辱され殺された男、真鍋。警察官である夫の家庭内暴力に苦しみ、家を飛び出した女、祐子。やがて二人は同じ職場で働くことになる。ある日、少年の出所を知った真鍋は復讐を決意。一方、祐子にも夫の執拗な追跡の手が迫っていた。少年犯罪と復讐権、さらに家族のあり方を問う長編。 ”

半ばジャケ買いしたんだけど、読み終わった今はこの表紙から受けた印象と中身は全然違ってた。ストーリーを読んでも、なんだかドロドロした印象を受けるけど、実際は家庭を失って人生に絶望気味の二人が出会って、新しい家庭を作ろうとする、前向きな物語とみた。その過程で、過去の魔の手から逃げる様がハラハラドキドキで楽しめる話だった。

この「ユニット」にも壊れていく刑事が描かれているけど、佐々木譲って作家は警察物だったり、社会問題を扱ったものが多いみたい。この話にも「地下鉄サリン事件」と、実際の事件の事がはっきり描かれているし。
他の本も機会が有ったら読んでみようかな。

寝る。グゥ。

2010年10月 3日 (日)

通勤電車で読んでる本26

コムバンワ。
明日日曜日のつもりでいたら月曜日だと気がついて超ショック。
如何お過ごしですか?

つー訳で本ネタ。

20101003_08「夜明けの街で」 東野 圭吾

“不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。ところが僕はその台詞を自分に対して発しなければならなくなる―。建設会社に勤める渡部は、派遣社員の仲西秋葉と不倫の恋に墜ちた。2人の仲は急速に深まり、渡部は彼女が抱える複雑な事情を知ることになる。15年前、父親の愛人が殺される事件が起こり、秋葉はその容疑者とされているのだ。彼女は真犯人なのか?渡部の心は揺れ動く。まもなく事件は時効を迎えようとしていた…。”

東野圭吾はアノ、福山雅治がやった、ガリレオシリーズか?短編集を読んだっきりだったんだけど、会社の近くのTSUTAYAでランキング1位とかなってたので買ってみた。
相変わらず何気にミーハーだけど、特にアテもなく買いに行くと、必然的にそうなる。ランキング形式って上手いな。

で、話の方はあんまり推理するって感じでなくて、不倫にはまっていくその話が面白かった。しかし作家さんってのはいろんなシチュエーションに対して深い知識を持っているもんだと感心した。
でもってこの東野圭吾の「夜明けの街で」ってのは、なんでもサザンの曲にインスパイアされて書いたんだと。

オリコン本ランク、東野圭吾『夜明けの街で』サザン効果? 首位に
“~同書は東野圭吾氏が以前、サザンオールスターズの1998年のヒット曲「LOVE AFFAIR~秘密のデート」にインスピレーションを受け、書き下ろしたミステリー小説。また、タイトルも、同曲の歌い出し「夜明けの街で~」からつけられており、同氏も以前、雑誌のインタビューで明かしている。内容も楽曲同様に不倫をテーマとし、まもなく時効を迎える事件の容疑者の仲西秋葉と不倫の関係になった主人公・渡部が、これまで築き上げてきた家庭を壊すことにためらいを覚えつつも、徐々にその関係に溺れていく様子を描いている。~”

ふ~ん。ま、それはどうでもイイんだけど。
この話の主人公の年齢設定が俺と同じ位。俺も不倫話に登場するような年齢になってしまったのか、ちょっとショックを受けつつ読んだのであった。

寝る。グゥ。

2010年9月14日 (火)

通勤電車で読んでる本25

コムバンワ。
頬を撫でる風にようやく秋の気配を感じる今日この頃。
如何お過ごしですか?

読書の秋って訳じゃないけど本ネタ。

「今の世の中、大切な人もおらん人間が多すぎったい。大切な人がおらん人間は、何でもできると思い込む。自分は失うもんがなかっち、それで自分が強うなった気になっちょる。失うものもなければ、欲しいものもない。だけんやろ、自分を余裕のある人間っち思い込んで、失ったり、欲しがったり一喜一憂する人間を、馬鹿にした目で眺めとる。そうじゃなかとよ。本当はそれじゃ駄目とよ」

20100914_01

「悪人」上下 吉田 修一

“保険外交員の女性(石橋佳乃)を殺害してしまった一人の男(清水祐一)。彼は再び別の女性(馬込光代)を連れ、逃避行に及ぶ。なぜ、事件は起きたのか?事件当初、捜査線上に浮かび上がったのは、地元の裕福な大学生(増尾圭吾)だったが、拘束された増尾の供述と、新たな目撃者の証言から、容疑の焦点は祐一へと絞られる。この事件をめぐって、加害者と被疑者、そして、残された彼ら家族たちの揺れ動く日常が克明に描かれていく。彼の凶行は、何によるものなのか?その背景にひそむ、母と子の出来事。関係者たちの心情によって織りなされる群像劇は、やがて二人の純愛劇へと昇華していく。なぜ、光代は祐一と共に逃げ続けるのか?二人は互いの姿に何を見たのか?そして、悪人とは誰なのか?”

つい最近映画にもなった「悪人」です。本のカバーも映画に合わせたカバーが上に1枚被さって並んでる。コレはいわゆる“思う壺くん”ってやつ?
もう読み終わったんだけど。やはり映画になるだけの事はある、と言うんでしょうか。とても面白かったです。
出会い系サイトからそこまで純愛に発展するか?とは思いますが、キッカケはおいといて、ステキな純愛劇でもあり、世の中へのアンチテーゼでもあり、なかなか楽しめました。私は何気に純愛物で泣いちゃったりするクチなんですけどね。
(〃 ̄∇ ̄ポ)

映画も見てみたいな。
ん?映画化で平積みされてる本読んでる上にその映画も見てみたいだぁ?
私らしくない事言ってますが、それと言うのもですねぇ、映画の主演が妻夫木聡と深津絵里なんですよ。私昔からよく深津絵里に似てるって言われるんです。で、何気に深津絵里に親近感があって好きなんですよ。年も1コ違いだし。

20100914_02自分じゃいまいちピンと来ないけど、よく言われるんだよね。だから映画を見たくなって、ちょうど読む物なかったから、原作も読んでみた。という次第なんだけど、映画のサイトを見て、この写真は「なるほど似てるかもね」って思った。
妻夫木じゃないよ。深津絵里ね。

映画はまだわかんないけど、本は機会が有ったら読んでみると良いかもよ。

寝る。グゥ。

2010年9月 8日 (水)

通勤電車で読んでる本24

コムバンワ。
久しぶりの台風ですねぇ。今日は半ば仕事が手に付きませんでしたが。
でも恩恵はイマイチだったのかな?
如何お過ごしですか?

私は相変わらずゆっくり釣りにも行けてない日々が続いておりまして、文庫本ばかりが増えていく。
てな訳で今読んでるのがコチラ。

20100908_01

「P2」上下 ルイス・ミゲル ローシャ

“在位33日での突然の法王死去。1978年9月のある朝、法王ヨハネ・パウロ一世が自室で遺体となって発見されたのは紛れもない史実である。そしてそこに陰謀の存在が囁かれていたことも。その30年後、ロンドン在住の女性記者サラのもとに一通の手紙が届く。暗号、謎の人名リスト、鍵。襲撃者をかわし続けるうちに彼女が知った影の組織P2とは…。”

“謎の男ラファエルの協力のもと、執拗な追跡の裏をかいてロンドンを脱出したサラ。彼女は恐るべき真相へと近づいてゆく…。ローマ・カトリック教会の金を巡る、触れてはならぬ過去とは。封印された予言“ファティマ第三の秘密”の暗部とは。ヴァチカンはもとより、超大国さえも動かす影の組織P2の闇とは―。キリスト教世界を揺るがした歴史的大事件の真実が、いま明かされる。 ”

“P2”ってのはあのフリーメーソン傘下の結社らしい。ヴァチカンだったりフリーメーソンだったりって聞くと、やはりあの「ダビンチコード」とか思い出しちゃうね。あ、「天使と悪魔」か?「ダビンチコード」は読んだけど「天使と悪魔」は読んでない。話が逸れた。
こういうヴァチカンだったりファティマ第三の予言だったりの話って、やっぱキリスト教の国の人が読むのと日本人が読むのとじゃ全然印象が違うんだろうか。そのせいかどうも入り込めず面白さがわからん。
まだ全部読んでないんだけど。コレが話そのものが面白くないのか翻訳のせいかわかんないけど、やっぱ日本人が書いた話の方がイイのかな。お箸の国の人だから。。。

と言う訳で、もうすぐ読み終わるんだけど、コレ欲しい人にあげる。直接会えない人は住所教えて下さい。条件は私の連絡先知ってる事。

てな感じで、寝る。グゥ。

2010年9月 3日 (金)

通勤電車で読んでる本23

コムバンワ。
今年ももう残すところあと4ヶ月となってしまいました。
如何お過ごしですか?

「平積みされた本ばっかよんでんじゃねぇよ。このミーハー」と言われたので(ウソ)、SFミステリの金字塔と言われるコレを読んでみた。ブックオフでたまたま見かけて安かったから買っただけなんだけど。ww
と言いつつ逆に今まで読んでなかったのが恥ずかしいのでは?と、今は思う。

20100903_01「星を継ぐもの」 ジェイムズ・P・ホーガン

“月面調査隊が深紅の宇宙服をまとった死体を発見した。すぐさ地球の研究室で綿密な調査が行われた結果、驚くべき事実が明らかになった。死体はどの月面基地の所属でもなく、世界のいかなる人間でもない。ほとんど現代人と同じ生物であるにもかかわらず、五万年以上も前に死んでいたのだ。謎は謎を呼び、一つの疑問が解決すると、何倍もの疑問が生まれてくる。やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見されたか……。”

ジェイムス・P・ホーガンの出世作と言われ、SFの人気投票でも必ず上位にくるというこの話。
本の厚みはそれ程でもないが、昔ながらの小さい字で、しかも翻訳ものによくありがちな、改行少なくて殆ど空白無しという訳で、かなり読み応え有り。少なくとも「ブラックペアン」上下巻より遙かに文字数は多い。
ま、そんな事はイイとして、元々SFは好きだけど、流石言われるだけあってとっても面白かった。

地球に人間が出現するより遙か昔に、繁栄、滅亡した知的生命体。その滅亡の原因は、まさに現代の地球人が直面しているような問題。滅亡した知的生命体と現代の地球人との繋がりは、現代の地球人が星を継ぐものであるべきと言っている。
あんまり書くとネタバレになっちゃう。SFいろいろ読んできたけど、コレは結構感動したなぁ。

この記事を書くにあたって、作者のジェイムズ・P・ホーガンの事を調べてたら、驚いた事に今年の7月12日に亡くなっていた。
コレは何ですか、オレに星を継げって言ってんすかねぇ?

とにかくSFイマイチ興味無いって人も、面白いから読んでみるとイイよ。ちょっと長いけどね。

てな感じで、寝る。グゥ。

2010年8月29日 (日)

通勤電車で読んでる本22

20100829_01コムニチハ。
いい加減釣りネタ書けよという声が聞こえそうな今日この頃、如何お過ごしですか?
釣りネタじゃなくてもそこそこアクセスがあると、さてはみんな釣りネタ以外のつなぎのネタも何気に楽しみにしてんじゃねぇの?と勘違いしそう。
今日はそんな勘違いネタの一つデス。

「オマエ結局本屋の平積みしか読んでねぇんじゃねぇの?」とか言われそうだけど、今読んでる、と言うか読み終わっちゃったんだけど、本がコチラ。

20100829_02「チルドレン」 伊坂幸太郎

“「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々―。何気ない日常に起こった五つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。”

帯に“伊坂幸太郎、まずはコレ!”と書いてあった。だからって初めて伊坂幸太郎を呼んだ訳ではない。
短編集っぽいけど、実は全部繋がっている。あからさまにって訳じゃなく、読んでるとおやっと気が付く。その辺りは丁度オレが初めて読んだ伊坂の本、「神々の精度」に似ている。
伊坂幸太郎は、なんか有り得ない話なんだけど、有ったらいいな、ひょっとしたら有るかも、という話が多くて好きだな。

で、この「チルドレン」は、息子と親父の親子関係が軸になっているんだけど、深刻にならずにサラッと読んでニンマリ出来る話でした。まぁ「まずはコレ!」と言うのも分かる。

てな感じで。寝る。グゥ。

2010年8月26日 (木)

通勤電車で読んでる本21

コムバンワ。
いつになったら涼しくなるんすかねぇ。
朝オレが乗る小田Qは、電車の進行方向右側から強烈に日差しが注ぐ。
でもって最近の電車、と言っても小田Qだけかもしれんけど、ガラスがUVカットとか言って新しくなってんだけど、窓の上から下ろすカーテンが付いてない。だから日が当たるサイドに居ると強烈に暑い。
席が空いてラッキー♪とか言って座ったのが日が当たるサイドだったりすると、都内に至る頃には半ば熱中症状態だったりしてかなりキケン。
オレはアーユルヴェーダ的に言うとドーシャが炎のピッタ型らしく、暑いとダメらしい。
如何お過ごしですか?

20100826_01

で、最近読んでる、と言うか読み終わっちゃったんだけどコチラ。

「ブラックペアン」上下 海堂 尊

“一九八八年、世はバブル景気の頂点。「神の手」をもつ佐伯教授が君臨する東城大学総合外科学教室に、帝華大の「ビッグマウス」高階講師が、新兵器を手みやげに送り込まれてきた。「スナイプAZ1988」を使えば、困難な食道癌の手術が簡単に行えるという。腕は立つが曲者の外科医・渡海が、この挑戦を受けて立つ。「チーム・バチスタの栄光」へと続く、原点。”

病院が舞台ってのも初めてだな。
ナンカよくワカナイ医学用語がイパーイ出てきたよ。
?チンプン?ヽ(゚◇。)ノ?カンプン?
これ書いてる人現役のお医者さんらしいよ。って言うかコレ、オレでも名前は聞いたことがある「チームバチスタの栄光」の、後に出たけど原点にあたる話らしい。どうりでいま一つ入り込めない訳だ。
「バチスタ」読んでたら、きっと登場人物とかにも馴染みがあって面白いのかもね。
と言ってもつまんなかった訳でなく、外科の事なんて
?チンプン?ヽ(゚◇。)ノ?カンプン?
なオレでもそれなりに楽しめる話でした。
でもオレ映像で見るのはそうでもないけど、文章でメスが人の体切って内臓が、とか書いてあるとなんかゾクっとして気持ち悪くなる。「バチスタ」は面白そうだけど読まないかな。
だからってそんなスプラッターなシーンが多い訳じゃないよ。

しかし上下巻に分かれてるけどそれぞれが超薄いんですけど?表紙並べて遊びたかったのかな?

とまぁそんな感じで、なんか知らんけどTSUTAYAの平積みほぼ網羅してる昨今。
何気にミーハー?寝る。グゥ。

2010年8月16日 (月)

通勤電車で読んでる本20

コムバンワ。
日が暮れても全然涼しくなんない。熱中症で死なないように気を付けてね。
如何お過ごしですか?

という訳でこの前もちょっと書いたけど、今はこの本を読んでいる。と言うか読み終わっちゃったんだけど。

20100816_01_2 「5年3組リョウタ組」石田 衣良

希望の丘小学校5年3組、通称リョウタ組。担任の中道良太は、茶髪にネックレスと外見こそいまどきだけれど、涙もろくてまっすぐで、丸ごと人にぶつかっていくことを厭わない25歳。いじめ、DV、パワハラに少年犯罪…教室の内外で起こるのっぴきならない問題にも、子どもと同じ目線で真正面から向き合おうと真摯にもがく若き青年教師の姿を通して、教育現場の“今”を切り取った、かつてなくみずみずしい青春小説。

学園物、というか学校が舞台の話もオイラは初めてだったなぁ。
この良太先生ってのが、決して熱血先生ではなくて、職業として小学校の先生と言う仕事を選んだ、という感じの先生で、やることがとても共感出来ると言うか、ウソ臭くないところがとても好感が持てる。
それだけに感動しちゃって泣けたりもする。

考えてみれば自分の小学校の時の先生って、今の自分より遥かに年下だった訳で、今思うとホント大した事言ってなかったな。そりゃあ大学出てまだ何年も経ってない若者がやってんだもんなぁ。
そして学校に属しているだけにいろんなしがらみとか、業務命令とか、子供の親とか、毎日残業とか、あの人はアレで結構大変だったんだろうな。とか思ったりする。

毎日を新人サラリーマンみたいに、考えるより体当たりでこなしていく良太先生を見てて、そんな事を考えてしまった。
学校にはイロイロ問題が有るみたいだけど、あまり重く考える事無く、良太先生の成長っぷりを面白おかしく読めて、そして感動できる一冊でした。

ヤバッ、普通に感想書いてる。
寝る。グゥ。

2010年8月11日 (水)

通勤電車で読んでる本19

コムバンワ。
会社の隣の神社で盆踊り。如何お過ごしですか?

という訳で今読んでる本はヒサシさんに薦めて貰ったコチラ。

20100811_02_2「5年3組リョウタ組」石田 衣良

なんだけど、実はつい先日まで、この人が書いた別の本を読んでいたので今日はそっちの話。
ちなみに石田衣良は、“いしだ いら”と読む。

20100811_03「美丘」石田 衣良

“美丘、きみは流れ星のように自分を削り輝き続けた…平凡な大学生活を送っていた太一の前に突然現れた問題児。大学の準ミスとつきあっていた太一は、強烈な個性と奔放な行動力をもつ美丘に急速に魅かれていく。だが障害を乗り越え結ばれたとき、太一は衝撃の事実を告げられる。彼女は治療法も特効薬もない病に冒されていたのだ。魂を燃やし尽くす気高い恋人たちを描いた涙のラブ・ストーリー。 ”

「ドラマ化・・・」とか書いて有ったので、ふ~んとか思ってたら、ちょうど今やってるみたい。なんか思う壺君になった気がして癪だった。

話は、なんか最近縁があるんだけどまた大学が舞台で、治療法の無い病にかかった美丘(みおか、コレ人の名前ね)と、それを最期まで見守る主人公の話。特別大きなクライマックスがあったり抑揚がある話ではなく、ただ淡々と物語が進んで行き、美丘が死んで終わる。
確かに美丘は短い人生を、生きていた証を残すが如く精一杯生きたけど、その時の感情に素直に生きただけ。特別印象に残るって訳でもない。

でもこの話はきっとそうあるべきなんだと思った。それは文中にある一説にも現れていると思う。

-愛情なんて、別にむずかしいことではまったくない。相手の最期まで、ただいっしょにいればそれでいい。それだけで、愛の最高の境地に達しているのだ。ぼくたちはそれに気づかないから、いつまでも自分が人を愛せる人間かどうか不安に感じるだけなのである。-

なんでもないようなことがーシアワセだったとおもうー。by虎舞竜

ヤバ、なんか感想めいた事書いてる!
とまぁこんな本を書く人だから、きっと「5年3組リョウタ組」も面白いんだろうなぁ。と思ってる次第です。
寝る。グゥ。

2010年7月28日 (水)

通勤電車で読んでる本18

コムバンワ。
なんか八郎潟の話ばっか書いてたので本の事でも書いとくかな。

20100728_03

で、最近読んでる、って言うか読み終わっちゃったんだけど、本がコチラ。

「ボックス! 」上下 百田尚樹

“アホでおちゃらけだが天才的ボクシングセンスを持つ鏑矢義平。彼の所属する恵比寿高校ボクシング部に幼なじみでいじめられっ子だった木樽優紀が入部した。特進コースで成績トップクラスの木樽の入部は周囲を驚かせる。木樽には強くなりたい理由があった。”

百田尚樹(ひゃくたなおき)ってのは、そう、アノ感動の名作(と勝手にオイラが呼んでいる)「永遠の0(ゼロ)」の著者だね。
この人の本なら間違い無かろうって事で、上下巻にちょっと抵抗があったけど一緒に買ってきた。
で読み始めたらもう面白いのなんのって、上下巻あっという間に読み終わってしまった。

内容的には高校ボクシング部を舞台にした話で、所謂スポーツ青春小説っていうのかな。前回の「砂漠」にしろ、なんだか最近青春小説めいているが、決して若かりし頃を懐かしんでいる訳ではない。ww

ボクシング自体、それほど興味もないし、詳しくないんだけど、登場人物に、見る立場のボクシング初心者を登場させる事で、こんなオイラにもわかりやすく物語が進んでいく。

ドキドキする試合のシーンや、友情に涙する場面もあり、とにかく面白かった。

なんか5月に映画化もされていたらしい。
http://www.box-movie.jp/
ちょっとDVDとかになったら見てみたくなった。

そんな感じで、特にボクシング知らなくってもこの本はオススメ。
寝る。グゥ。

2010年7月13日 (火)

通勤電車で読んでる本17

コムバンワ。
70年間飲まず食わずのヨガ星人、あ、聖人知ってる?
でも年取ってるって事は死ぬのであろう?別に得してないと思う。
如何お過ごしですか?

今日も会社帰りにTSUTAYAに行って、何か読むもん無いかなぁって思ったら、伊坂幸太郎の新しいのが文庫本で出てて、ランキング1位とかなってた。
オイラあんまり平積みされてたりランキングに入ってたりってのは手が伸びないんだけど、ここで悩んで他のを探し出すと、ロマンスカーの時間が迫って結局何も買わずに店を出るハメになりそうだったので買ってみた。

20100713_01「砂漠」伊坂幸太郎

“入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決…。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれ成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。”

青春小説みたい。
もうそんな遠い昔の気持ち覚えてないよ。
(´・ω・`)ショボーン

でも、信憑性は疑問だけど1位になる位だからきっと面白いんで無い?
ランキングと言えば、前にも紹介した百田尚樹の 「永遠のゼロ」がランキングに入ってていっぱい置いてあったな。なんか話題になっとるみたいだね。
百田尚樹と言えば、「ボックス!」ってのが上下巻で出ててこれまた平積みされてた。ボクシングの話みたい。
なんか小説家って人達は色んな事に詳しくて凄いね。たまに間違った解釈しとるみたいだけど。
次は「ボックス!」にしよう。

てな感じで、寝る。グゥ。

2010年6月29日 (火)

通勤電車で読んでた本

コムバンワ。
今日は日本戦だね。オイラは自他共に認めるニワカなのですが、やっぱ日本戦は気になるなぁ。
この前の夜3時から始まったデンマーク戦は見る気なんか無かったのに、寝てたら嫁がテレビつけて見出したもんで、目が覚めて結局一緒に見てしまた。
今日もガムバッテ欲しいね。ファイト( ^・ェ・^)/

それはそうと、なんか忙しくってなかなかブログ書けん。
でも忙しくっても必ずそこにある物、そう、それは通勤時間。
お陰で次から次へと本読んでます。なので今日も本ネタ。
なんか最近本ブログみたいだなぁ。でも感想なんてちっとも書いてないし。
じゃあ釣りブログかって言ったら釣ってないし。どうしたらイイんすかね。
そうだ!アボガドブログという手が有った。

まぁそんな事は置いといて。先日まで読んでた本の紹介でも。

20100629_01「夜の果てまで」盛田 隆二

二年前の秋からつきあっていた女の子から突然の別れ話をされた春、俊介は偶然暖簾をくぐったラーメン屋で、ひそかに「Mさん」と呼んでいる女性と遭遇した。彼女は、俊介がバイトをしている北大近くのコンビニに、いつも土曜日の夜十一時過ぎにやってきては、必ずチョコレートの「M&M」をひとつだけ万引きしていくのだった…。彼女の名前は涌井裕里子。俊介より一回りも年上だった―。
ただひたむきに互いの人生に向き合う二人を描いた、感動の恋愛小説。

もうホントに何買うか決めてなくて会社帰りにTSUTAYAでなんとなく買ってきたんだけど。
簡単に言うと人妻と大学生の駆け落ちの話。
オイラはこう恋愛小説とかってのはどっちかっつったら苦手なんだけど、結構面白かったヨ。決まった就職までパーにして人妻にのめり込んでいく大学生のさまが。
人の感想読んでみると結構絶賛されてる。オイラはそこまでは、だったけど。

てな感じで。釣りにも行けてないので通勤時間のネタでした。
寝る。グゥ。

2010年6月26日 (土)

通勤電車で読んでる本16

コムニチハ。
なんだか忙しくってすっかり間が開いてしまいました。

今日は半年振りに美容院で髪切ってきた。いつもちょこっとしか切らないんで見た目殆ど変わらないんですけどね。
もう十年以上そんな感じなんで、私の周りの人達がもつ私のイメージはこの十数年変わらない。

ハズ、なんだけどやはりお肌には寄る年波が…(ノ_-。)

今日美容院で初めて会う美容師に「幾つに見える?」って聞いたら(私初めて会う人に幾つに見える?って聞くのが好きなんですけどね)、5つ下に見られたけどそれじゃ不十分!

っ事で化粧水に凝ってる今日この頃、如何お過ごしですか?

そんな事はどうでもよくて本の話ですが、「永遠のゼロ」が感動的過ぎて(なんか賞取ったのかな?本屋に行ったら平積みされていたヨ。みんなも読んでみて)、二度寝ならぬ二度読みしてた。
で、何読もうかなって思ってたら、二人から同じ質問「告白は読みました?」って聞かれたので、髪切った帰りに本屋寄って買ってきた。

20100626_01_2「告白」湊 かなえ

“我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。 ”

なんか映画化もされたのかな?本屋で平積みされてたのは前から見てたんだけど、私ミーハー的に見たり読んだりするの嫌いなんで、見て見ぬフリしてたんだけど、何だか面白そう。
映画は結構イイみたいだね。

20100626_02_2話は変わるけど、近所に唐揚げ専門店が出来てた。
「すごいっ手羽」。すっごい手羽じゃないよ。「すごいっ手羽」。
髪切った帰りに買って帰ろうと思ったら午前の分は売り切れで、午後は5時からだったので、夕方わざわざ行って買って来た。
なかなか美味しかったヨ。ちょっと調べたらなんでもここのシェフ(シェフって言うの?)はあのロバート・デ・ニーロと、世界でも著名な日本人シェフの一人でもある松久信幸がオープンさせた、日本料理をベースとしたレストラン「NOBU」で修行をなさっていたお方だったんですって。
相模大野も捨てたもんじゃないな。また買いに行こう。

デハまた。

2010年6月19日 (土)

通勤電車で読んでた本

オイラの感想なんて参考にならんかとは思うけど。
先日まで読んでたこの本はかなり感動した。

20100609_01「永遠の0」百田 尚樹

特攻隊をテーマにした話。これまで戦争を扱った本ってほとんど呼んだことが無かった。ちょっと敷居が高いような気もして。
でもこの話の舞台はあくまでも現代で、歴史の舞台から消えようとしている戦争経験者に、特攻で戦死した自分達の祖父の話を聞いて回る姉妹の話。決してノンフィクションでは無いけど、実在の名称や実際のデータを元にして、かなり正確に調査したフィクションと思う。
その戦争経験者の話が、戦争の悲惨さだったり、感動的なエピソードだったりで、私とした事が電車の中で何度も泣いてしまった。(ノд・。) グスン
ゼロ戦操縦の凄い腕を持ちながら、異常なまでに死を恐れて、「生きて妻の元に帰る」事に執着した戦闘機乗り、という祖父の姿がだんだんと浮かび上がって来る。

この本を読むと、現代の日本の構造の根源は日本軍だったのかとか、日本人がいつ頃からおかしくなってしまったのかとか、肯定されるべきでない戦争という舞台で、兵士達はどんなに苦しんで自分を肯定したんだろうとか、自分の人生は自分だけのものではないとか、そんな事をイロイロと考えてしまう。

ゼロ戦乗り同士の熱い友情だったり、愛する者を想う気持ちに感動して涙してしまうのは、やっぱりオイラが男の子だからだろうか。

戦争の事を知る人がもう消えようとしている昨今、こんな本もイイかなと思う。

2010年6月 9日 (水)

通勤電車で読んでる本15

コムバンワ。
iPad:発売10日間の販売数はアイフォーンの3倍
如何お過ごしですか?

という訳で今読んでる本は、ヒサシさんお勧めのコレ。
この前53upの時に貸してくれたんだ。

20100609_01「永遠の0」百田 尚樹

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる―。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。

考えてみたら戦争をテーマにした本って読んだ事無いかも。
なんか難しそうな印象があるんだよね。でもコレは舞台は現代で主人公も若者なので、決して見知らぬ世界の話、という気はしない。ヒサシさんが「戦争を知らない人に読んで欲しい」って言ってたっけ。

まだ最初の方しか読んでないけど、評判もいいし、楽しみだなぁ。泣いちゃうのかなぁ。
そう言えば本読んで泣いた事ありますか?私は記憶に無いです。でもそれはホラーとかサスペンスとかそんなのばっか読んでるから。
ダロ?( ̄▽ ̄;)!!ガーン

この本は読み終わったら感想でも書いてみようかな。って言うか「読んでる本」より「読んだ本」の感想書いた方がいいじゃんね。
オイラの感想なんて参考にならんかな。

寝る。グゥ。

2010年6月 3日 (木)

通勤電車で読んでる本14

コムバンワ。
みんなでゴミ拾おう。如何お過ごしですか?

怒涛の通勤電車シリーズ2連荘。
(←コレが“れんちゃん”を変換すると出る。という事を今知った。( ̄ロ ̄;)!!)
ヒサシさんお勧めの百田尚樹「永遠の0」をって思ったら本屋に無かったのでコレ。

20100603_01「グラスホッパー」伊坂幸太郎

“「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。 ”

たまにはメジャーどころをって思って、売れっ子の伊坂幸太郎にしてみた。
ずっと前に人から借りてこの人の本読んだ事あったから。という相変わらず安全パイを選んでる次第。
前に読んだのは短編集だったけど、今回ちょっと読んだだけで、「そうそう、こんな世界観だった。」と思い出す位、やっぱ売れてるだけあって独自の世界観を感じる。いろんな人の話が平行して進んでどっかで交差する。前も確かそんなだったな。

コレが面白かったらまた暫く伊坂幸太郎ばっか読む日が続くんだろうか・・・。
ちなみにうちのMIKAは「絶対ボケない生活」とか読んで、ソレを俺に強く勧めてきます。

寝る。グゥ。

2010年5月31日 (月)

通勤電車で読んでる本13

コムバンワ。
ジャンドゥーヤって知ってる?
如何お過ごしですか?

20100531_01最近すっかり読書家です。
何読もっかなぁってTSUTAYAに行って買ってきた。
「シャドウ」道夫秀介

また道夫秀介かって感じ?
オイラってドアーズの曲初めて聞いたその1週間後には全てのアルバムを買っていたり、子供の頃だけどゴハン食べる時に、お米も食べずに同じおかずをずっと食べ続けたりするような性格なので、この展開はある程度予想できた。
( ̄▽+ ̄*) まそれはいいとして。

“人は、死んだらどうなるの?―いなくなって、それだけなの―。その会話から三年後、凰介の母は病死した。父と二人だけの生活が始まって数日後、幼馴染みの母親が自殺したのを皮切りに、次々と不幸が…。父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?”

なんかこの人の話にはやたら大人びた子供がよく登場する。まだ最初の方しか読んでないけど、やっぱこの人の話面白いな。

すっかり読書家はいいけど、通勤時間がそこそこあるので、文庫本とかすぐ終わっちゃって、次々買うもんだから最近家に本が溢れてきてる・・・。( ̄▽ ̄;)

てな感じで。寝る。グゥ。

2010年5月29日 (土)

通勤電車で読んでる本12

コムニチハ。
明日忙しそうなので今日のうちに書いてしまおう。
という訳で今日2回目の投稿。まるでカリスマブロガー。

20100529_06で、最近読んでる、というか読み終わっちゃたから慌てて書いてるんだけど。
「向日葵の咲かない夏」道夫秀介

“夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。”

まさかの道夫秀介3連続。
これはねぇ。なかなか面白かったですね。
読んでてなんとなく引っかかる、でも気のせいかも?みたいな事が最後にヤハリ!となる辺り、ありがちな子供の夏休みのはずなのに一種異様な世界観しかり、著者の才能を感じるね。

こりゃもう一作くらい道夫秀介読んどかんとイカンかな。

2010年5月14日 (金)

通勤電車で読んでる本11

コムバンワ。
なんか股寒い。あ、また寒い。今年の春はおかしいなぁ。
いかがお過ごしですか?

20100514_01_2

で、最近読んでる本がコチラ。
道尾秀介の「骸の爪(むくろのつめ)」がこれの続編だった。と後で気が付いたのでTSUTAYAで探したら上下巻だった!
ちょっと悩んだけど「骸の爪」は面白かったので買ってきた。
決して「とりあえず上巻だけ」、とかはしない。

「背の眼(せのめ)」上下 道尾秀介

“児童失踪事件が続く白峠村で、作家の道尾が聞いた霊の声。彼は恐怖に駆られ、霊現象探求所を営む真備のもとを訪れる。そこで目にしたのは、被写体の背中に人間の眼が写り込む、同村周辺で撮影された4枚の心霊写真だった。しかも、彼ら全員が撮影後数日以内に自殺したという。これは単なる偶然か?第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。 ”

なんかねぇ、写真撮ったら心霊写真みたく背中に眼が写って、その人が暫く経つと自殺しちゃったって事件が立て続けに起こって、で、その写った眼が以前殺された子供と同じ眼をしてるっていう、その謎をホラー作家とその友人の心霊現象探求家が解いていくっていう話。

この話に出てくる真備(まきび)ってキャラクターが誰かに似てるなぁと思ったら以前読んだ東野圭吾の本に出てくる福山正治じゃないけどあの人に似てる。
同じ人の本立て続けに読む事になろうとは。でも前からそんな傾向だけどね。まだ下巻にさしかかったとこだけど、単純に面白いですね。

この人結構いろいろ書いてるみたいで、しかも「シャドウ」って作品は馴染み深い“創元推理社”(ラブ・クラフトとかポー出してるトコね)から出てる。次はソレにしてみようかな。

てな感じで、寝る。グゥ。

2010年5月10日 (月)

通勤電車で読んでる本10

コムバンワ。
疲れて帰ってきたら嫁が友達連れ込んでて全然ゆっくり出来ない。そんな経験ありませんか?
如何お過ごしですか?

20100510_01で、最近読んでる本ですが、
「骸の爪(むくろのつめ)」道尾秀介

“ホラー作家の道尾は、取材のために滋賀県山中にある仏像の工房・瑞祥房を訪ねる。彼がその夜見たものは、口を開けて笑う千手観音と、闇の中で血を流す仏像。しかも翌日には仏師が一人消えていた。道尾は、霊現象探求家の真備、真備の助手・凛の三人で、瑞祥房を再訪し、その謎を探る。工房の誰もが口を閉ざす、二十年前の事件とはいったい。 ”

今回も半ばジャケ買いに近いですが、この道尾秀介っていう人は2004年「背の眼」という小説で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞したらしい。でもってこの「骸の爪」っていうのは、その「背の眼」の続編にあたるらしい。
しまった。逆から読んじゃった。
話的はまぁ火曜サスペンス劇場みたいな、分かりやすくて面白い話でした。でした、と言うのは、読みやすくて面白いのでスラスラ読めて、もう終わりそうなんですけどね。
やっぱ日本人が書いたのは読みやすいな。お箸の国の人だから。
で、もうすぐ終わっちゃうので次はやはり先に読むべきだった「背の眼」でも読もうかな。

てな感じで。寝る。グゥ。

2010年4月30日 (金)

通勤電車で読んでる本9

コムバンワ。
GW真っ只中、如何お過ごしですか?

世間は何ですか?10連休?11連休?
オイラは本業に副業にと忙しくて大して休めなさそうダヨ。
でも一回位は釣り行きたいなぁ。でも混んでるんだろうなぁ。水の上も道の上も。

そんな私が最近通勤電車で読んでる本はコチラ。

20100430_01「超訳 ニーチェの言葉」

表示がメチャかっこいい。(笑)
今年の初めに出たみたいで、その頃は結構売れてたみたいだね。
あの良く耳にすると言うか、活字で目にする、「ツァラトゥストラはかく語りき」で有名なニーチェだね。(←コレちゃんと覚えてて何も見ずに発音出来る人尊敬したる。)
私ニーチェの書いた本というか文献というか、初めてちゃんと読んでます。
まぁ言われてみればその通りというか、当たり前というか、そんな短文が名言集っぽく纏められてるんだけど、やっぱりそうかとか思ったり。う~んと考えたり。反省したり。
面白いです。ただ、各ページに大きく自己啓発本の如きタイトルが書かれていて、電車で読んでるとちょっと後ろを気にしてしまふ。

そんなニーチェの名言集から、今日は何となく選んだ一説をお送りします。

四つの徳を持て
自分自身と友人に対しては、いつも誠実であれ。
敵に対しては勇気を持て。
敗者に対しては、寛容さを持て。
その他あらゆる場合については、常に礼儀を保て。

ま、ごく一部の方々には、とてもnunoが選んだとは思えないと言われそうですが・・・。
よい連休を。寝る。グゥ。

2010年4月19日 (月)

通勤電車で読んでる本8

コムバンワ。
やっと春らしくなってきたか?如何お過ごしですか?

読む本なくなっちまったので、会社帰りにふらっとTSUTAYAに寄って買ってきた。

20100419_01「高慢と偏見とゾンビ」
ま、レコードで言うところのジャケ買いだね。

“18世紀イギリス。謎の疫病が蔓延し、死者は生ける屍となって人々を襲っていた。田舎町ロングボーンに暮らすベネット家の五人姉妹は少林拳の手ほどきを受け、りっぱな戦士となるべく日々修行に余念がない。そんなある日、近所に資産家のビングリーが越してきて、その友人ダーシーが訪問してくる。姉妹きっての優秀な戦士である次女エリザベスは、ダーシーの高慢な態度にはじめ憤慨していたものの・・・。”

物語の冒頭の一文、“これは広く認められた真理であるが、人の脳を食したゾンビは、さらに多くの脳を求めずにはいられないものである。”
18世紀イギリスが舞台の話にしてはかなりブッ飛んでます。まだちょっとしか読んでないけど、結構面白そう。帰ってから調べてみたら、ネットでも「面白かった」っていう感想が多く、読み進めるのが楽しみです。
なんでもナタリーポートマン主演で映画化されるとか。ナタリーポートマン、ドレス着て短剣でゾンビの首はねるのかな?

という訳で暫く通勤時間はヒマせずに済みそう。
寝る。グゥ。

2010年4月 8日 (木)

通勤電車で読んでる本7

コムバンワ。
客先での打ち合わせ忘れて家から電話してくる上司をリスペクトできますか?
如何お過ごしですか?

20100408_01ラブクラフト全集も全部読んじゃったし(彼が手がけた添削や補作集はあるけど興味ない)、今度は何読もうかなと思ってて、前から興味有ったコレにした。
「眠れなくなる宇宙のはなし」

宇宙の95%は正体不明
古代インドの宇宙観から、宇宙をめぐる宗教裁判、相対性理論、最新・ブレーン宇宙論まで。

私には兄貴が居るんですが、その兄は小学生で天体望遠鏡を親にねだり、夜になると毎晩のように覗き、昼になると私をつかまえて星はこうなってて宇宙はこうなってて、宇宙が生まれた時はこんな風だったらしい、とか薀蓄を語り、私を退屈させ。
そんな彼は大学院まで出て原子力研究所の研究員になり、私は家族の中で異端児となる人生を送っている訳ですが。

コレを読むと宇宙がいかに果てしなく、地球がいかに小さくて、人の存在がいかにゴミ並であり、人の一生が宇宙の歴史の中でいかに束の間か。
宇宙の果てはどうなってんだろう?宇宙が無いときは何があったんだろう?そもそもこの宇宙はどこにあるんだろう?宇宙の外てあんのかな?
そんな事を考え出すと正に眠れなくなります。

うちの兄貴は小学生の頃から眠れなかったんだな。
寝る。グゥ。

2010年3月26日 (金)

通勤電車で読んでる本6

コムバンワ。
如何お過ごしですか?

20100326_01読んでますよ。えぇ。
「ラブクラフト全集」も遂に最後の7に突入!最後はどんな長編が?と思ったら、短編が一杯入っていたよ。

“クトゥルー神話の創造主にして20世紀最後の怪奇小説作家ラヴクラフト。その全貌を明らかにする待望の全集は、ここに完結する。本巻には、栄華をきわめた都市の誕生から滅亡までを描く「サルナスの滅亡」、過去を探し求める男の遍歴「イラノンの探求」など13編を収録。さらに巻末には初期作品5編、またラヴクラフトが書簡に書きとめた夢を抜粋した「夢書簡」を収めた。”
みたいな。

●収録作品
「サルナスの滅亡」 「イラノンの探求」 「木」 「北極星」 「月の湿原」 「緑の草原」 「眠りの神」 「あの男」 「忌み嫌われる家」 「霊廟」 「ファラオとともに幽閉されて」 「恐ろしい老人」 「霧の高みの不思議な家」

短編集で何がイイかっつうと、通勤中に読むのに持ってこいなんだな。1本は必ず読めるし、途中になりそうだったら我慢しとくしね。長編は途中で十数時間の仕事で中断を挟むと、正直忘れる。
しかし先日ゴーゴートップレスの村越ムラちゃんとも話してたんけど、ラブクラフトは3回読まんとちゃんと理解出来ない話が多い。もちろん、分かりやすくて、すぐに「怖い」と感じる話もありますよ。

これでラブクラフト全巻読み直し完了となっちゃうんだけど、この後何読もう?
やっぱページをめくるのが嫌になるという話題のアノ本かな・・・。

そんな私は凝りもせずアホみたいに白い目で見られつつ陰口叩かれつつ、明日も釣り。
寝る。グゥ。

2010年3月11日 (木)

通勤電車で読んでる本5

コムバンワ。
早起きは三文の徳。如何お過ごしですか?

20100311_01いやぁもう本読みまくってますよ。
「ラブクラフト全集」は遂に6まで来た!この6はラブクラフトの中でなかなか重要な作品が収められておりまして、たまにはそんな事も書いてみる。

“クトゥルー神話の創造主にして20世紀最高の怪奇小説家ラヴクラフト。本書には、ランドルフ・カーターを主人公とする一連の作品、および、それと関連する初期のダンセイニ風掌編を収録。猫を愛する読者なら快哉を叫ぶ佳編「ウルタールの猫」、神々の姿を窺わんとする賢者の不敵な企てを描く「蕃神」、巨匠が遺した最大の冒険小説「未知なるカダスを夢に求めて」等全9編は、諸氏の魂を電撃のごとく震撼するであろう。”
みたいな。

●収録作品
「白い帆船」 「ウルタールの猫」 「蕃神」 「セレファイス 「ランドルフ・カーターの陳述」 「名状しがたいもの」 「銀の鍵」 「銀の鍵の門を越えて」 「未知なるカダスを夢に求めて」

前半は短編集で読みやすいけど、後半の大作は集中して読んでないとすぐ話分からなくなる。よくこんなの高校生の頃読んでたなぁ。っていうかまともに理解していなかった事が判明。( ̄□ ̄;)!!

お陰で最近は読んでるとあっという間に会社の最寄り駅についてしまふ。ちなみに丸1時間かかる。
そういえばウチの駅相模大野から準急我孫子行きが出てて、チーバ県ガビコ市まで一本で行ける事が判明。だからってなんでもないですが。あ、引越し祝い持ってかなきゃ。

てな感じでまだまだ読書生活は続く。
寝る。グゥ。

2010年3月 4日 (木)

通勤電車で読んでる本4

コムバンワ。
今日は寒かったけど明日はとんでもなくあったかいらしい。そして週末は雨らしい。
如何お過ごしですか?

20100304_01相変わらず通勤時間は読書時間になってまして、暫く縁遠かった活字にもだいぶ親しみが沸いてきました。
そして相変わらずラブクラフトを読み続けてまして、「ラブクラフト全集5」まで来ました。
この「全集5」は、そんなに長くもなく短くもなく、とっつきやすい、というか分かりやすい話が収録されてるので、最初に読むにはイイかも知れません。
と言っても死者が蠢く深海の宮殿の話とか、死体蘇生の話とか、そんなばっかですっけどね。

20100304_02“ラブクラフト”で画像検索すると、訳わかんない画像が一杯出てきますが、まさにそんな怪物が出てくるような話が多いです。
これは話に出てくるクトゥルフと呼ばれるものの像なんですが、正にこんなイメージで、よく文章からここまで作るよなぁって感じです。

そんな感じで毎朝こんな怪物の事思い浮かべながら電車に揺られて通勤してるのでした。
寝る。グゥ。

2010年2月23日 (火)

通勤電車で読んでる本3

コムバンワ。
今週は暖かくなるそうですよ。そして週末は雨みたい。これは釣れちゃうんじゃないすか。
如何お過ごしですか?

20100223_01最近何かに目覚めたかのように本をよく読むようになりました。
と言っても通勤途中だけですっけどね。
「ラヴクラフト全集」も遂に4まで来ました。うちにはこの全集が6まであるんだけど、どうやら「ラヴクラフト全集」は7まで出ているようで、6を読み終えたら買ってみよう。もちろんそれは一度も読んだ事無い話ばかりなのでかなり楽しみです。

ところで私がそこまで好きな“ラヴクラフト”って一体何?というアナタ!
元々好きになったキッカケは、ご存知のようにDead Endのモーリーが、その詩の世界観はラヴクラフトからの影響が大きいと語っていたところからなんですが、それはよしとして。
説明するのも難しいですが、H・P・ラヴクラフト(ハワード・フィリップス・ラヴクラフト)の作品は、宇宙的恐怖を主体とするホラー小説、とでも言いましょうか。以前はモダン・ホラーなんて呼ばれ方もされてたように思います。要は怖かったり気色悪かったりといった話が多いです。彼自身の言葉を借りれば、「人間一般のならわし、主張、感情が、壮大な宇宙全体においては、何の意味も持たないという根本的な前提に基づいて、天文学に親しんだことで培われた宇宙観を駆動力に、さまざまな挿話を超越的な視点から織りあげる」。とでも言いましょうか。
話としては、ほぼ90%以上の確立で、話の登場人物が気が狂って死にます。
人類誕生以前の生命体の話とか、宇宙の遥か彼方から精神だけを地球上の人間に宿す生命体の話とか、魚とのあいのこを先祖に持つ者の話とか、悪魔崇拝の話とか、永遠の生命を得る為に精神を人から人へ移し続ける話とか、死人の魂を呼び出す話とか、まぁそんな感じです。

実際に彼の作品が評価されたのは彼の死後で、ラブクラフトの名と共に常に語られる「クトゥルフ神話」も、彼の死後に別人が解釈し体系化したものです。
まぁこの辺、ググれば一杯出てきますから。便利な世の中ですねぇ。

なんか一杯書いちゃった。若者の活字離れが叫ばれて久しい昨今。興味が有ったら読んでみてちょ。
寝る。グゥ。

2010年2月12日 (金)

繁忙期

コムバンワ。
相変わらず相模大野寒い。そして毎年この時期は忙しい。
お陰さまで私“フィッシングショー”というものには行けたためしが無い。
今週も昨日の祝日に休日出勤したと思ったら、この週末もオシゴトで、飛び石休日出勤ダヨ。

そんな訳でブログもさっぱり更新出来ませんでしたが、実は忙しい事を言い訳に更新を怠って、2人して50UP釣ったというアノ伝説をいつまでも上に表示させておこうという意図があった事は言うまでもありません。
しかし思ったよりインパクトが有ったようで、アクセス数が「ハンパねぇ凄ぇ」状態がずっと続いてた。
お祝いのコメント入れてくれた皆さん有難う御座います。みんなが寒い季節に心だけでもホットになってくれていたら幸いです。

20100212_02という訳で紹介が遅れちゃったんですが、例の伝説をもたらしてくれたninnaさんをリンクに追加しております。
せっかくだからアノ写真送ったら紹介してくれました。しかも投稿写真第一号だったよ。
ありがとう、いいルヮーです。

20100212_01さて、忙しいと遊ぶ時間も無くなれば睡眠時間も無くなるくせに、通勤時間という物は変わらない訳でして、最近は通勤時間はめっきり本ばっかり読んでるよ。
この前までは東野圭吾をまた借りてきて読んでました。アノ福山雅治でドラマになったやつね。
そして今はラブ・クラフトの第2集に到達しております。やっぱ読み返してみると面白いな。
最近じゃ「崖の上のポニョ」がラブ・クラフトのクトゥルフ神話の影響を受けているとかネット上に書いてあったりして、何気に話題になってんのかな?
うちにはこの全集が6まであるので、しばらく通勤時間に暇はしなさそう。でも古い翻訳なので理解に苦しんだりする上に話の内容が内容だけに、たまには普通の日本人が書いた小説とか読まんと気が変になりそうな今日この頃、如何お過ごしですか?

そんな日々にはカワイイ猫ちゃんの動画で癒されましょう。
明日も出勤につき、寝る。グゥ。

2010年1月28日 (木)

通勤電車で読んでる本2

コムバンワ。
今日はまた生暖かい風が吹く、釣り人は気が気でない一日でしたが如何お過ごしですか?

気が付いたら本全然読んでない!という訳で「身近なムシのびっくり新常識100」とか読んでましたが・・・、

20100128_01_2 会社の子に借りて普通の小説を読んでみた。
伊坂幸太郎「死神の精度 」。
通勤時間に読み終える位の短編が集まったのがイイ、と言ったら貸してくれた。聞いた事無い名前だったけど、映画化もされた作品らしく、結構面白かった。

20100128_02_2 そして次に読む本を探すのもぶっちゃけめんどいので、とりあえず昔読んだ本を読み返す事に。
と言ったらやはりコレを外す事は出来ない。
ラヴ・クラフト「ラヴ・クラフト全集」。
モーリー好きならほぼ確実に読んでいるであろう、いや、読んでなかったらモーリー好きとは言わせない、モダンホラー作家、ラヴ・クラフト。
全集1~7巻位まで、高校生の時に一気に読んだ。なんかまた読むの楽しみだぁ。

てな感じで、寝る。グゥ。

2009年11月30日 (月)

通勤電車で読んでる本

コムバンワ。
1年も12分の11が終わってしまいました。
如何お過ごしですか?

20091130_01通勤電車で読もうと思って昨日買ってきた。
ムシってすげぇなぁ・・・
最近若者の活字離れが深刻で、映画の字幕もロクに読めないそうですが、私もすっかり本読まなくなっちゃったので・・・と思ったんだけどどうせ読むならもうちょっとまともな本読めって感じか。
寝る。グゥ。

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